イケチョウ貝とは?産地・硬度と天然石の特徴

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    イケチョウ貝とは?産地・硬度と天然石の特徴

    バイヤー山本
    イケチョウ貝という貝をご存知ですか?主に日本の琵琶湖でとれる貝で、美しいオーロラカラーの貝殻と真珠が特徴です。イケチョウ貝はヒーリングストーンとしても人気で、空間やほかのパワーストーンの浄化に役立てられています。この記事ではそんなイケチョウ貝の特徴やヒーリングをさらにくわしくご説明しますので、ぜひ最後までお読みください。

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    イケチョウ貝の豆知識天然石コラム

    産地について

    イケチョウ貝の主な産地は、滋賀県の琵琶湖周辺や、茨城県の霞ヶ浦です。近年は中国産のイケチョウ貝も輸入されています。もともと日本では琵琶湖周辺で産出されている中、数を増やすために霞ヶ浦で繁殖を試みられました。

    結果的に霞ヶ浦でイケチョウ貝は繁殖したものの、年々生息数は減少しています。1930年代から淡水真珠の養殖目的で注目が集まり、1960年代には野生の個体も群れができるほど数を増やしました。

    しかし、1970年代を過ぎると環境汚染や、イケチョウ貝の乱獲の影響で個体数は減少し始めます。イケチョウ貝そのものが成長し、しっかりした真珠ができるまで年月がかかることから、ますます純国産のイケチョウ貝は希少になっています。

    そのため、近年では同属のヒレイケチョウ貝を使ったものも増えてきました。

    名前の由来について

    イケチョウ貝の名前は、「蝶貝(ちょうがい)」が由来です。蝶貝は貝殻を広げた形がまるで蝶のように見えることから、池にいる淡水の貝であるイケチョウ貝と呼ばれるようになりました。

    開き戸や開き蓋などの建具を支えて固定し、開閉できるようにする「蝶つがい」も、構造が貝のように開くことから名付けられたものです。

    イケチョウ貝の見た目と輝きは?

    イケチョウ貝は約20cmの貝で、内側が白く真珠のようなオーロラの光沢があります。淡水真珠の母貝として、国内でも真珠養殖の目的で戦前から育てられてきました。

    美しい殻はボタンの材料にも使われており、貝ならではの独特の輝きは多くの人々を魅了しています。イケチョウ貝はパワーストーンの世界でも人気があり、パワーストーンを浄化する器としても使われてきました。

    貝殻そのものはアクセサリーとして加工されることはほとんどないですが、代わりに貝殻本来の形が活かされています。イケチョウ貝のサイズは小ぶりな物から、20cmを超える大型サイズまでさまざまです。

    基本的にサイズが大きい天然物ほど、希少性が高いために高値がつけられています。

    どんな効果が期待できる石なの?

    イケチョウ貝は1日に200リットルもの水をきれいにする、水の掃除屋です。イケチョウ貝が取り込んだ水は余分な汚れをフィルターのように取り除き、きれいな水へと循環させるのです。

    そのため、パワーストーンを置く器として使用すると、空間とパワーストーンの浄化に役立ちます。直接身に着けているパワーストーンは、まわりや持ち主のマイナスエネルギーを吸い、影響を受けています。

    パワーストーン自体のエネルギーが弱まっているときは、定期的な浄化が必要です。

    そのときに浄化作用があるイケチョウ貝の上に置いておくと、穢れやマイナスエネルギーをケアできます。宝石を置く器としてもオーロラの見た目は美しく、石の良さを引き立ててくれる貝です。

    こんなアイテムに加工されています

    イケチョウ貝は中の真珠がアクセサリーに加工されるほか、貝殻自体も器やボタンに加工されています。

    また、国産とくらべて成長が早い、中国産のイケチョウ貝の流通も増えています。国産にこだわる場合は、きちんと産地を調べたうえで納得のいく商品を選びましょう。

    イケチョウ貝の基本情報(原産地や石言葉など。)

    英 名:Hyriopsis schlegelii
    和 名:池蝶貝
    色 彩:オーロラのような輝き
    石言葉:浄化
    原産地:滋賀県の琵琶湖・茨城県の霞ヶ浦・中国
    組 成:主にカルシウム
    硬 度:3.5~4.0
    比 重:2.76

    イケチョウ貝と組み合わせると良い石

    本水晶は「マイナスエネルギーを浄化する」
    マザーオブパールは「母性を養う」
    モリオンは「周囲のマイナスエネルギーをはらう魔除けの石」
    ピーチシェルは「恋愛運を上昇させる」
    アメジストは「深い癒しをもたらす」
    ガーネットは「やる気と情熱を与える」
    ブルームーンストーンは「金運や仕事運を上昇させる」

    イケチョウ貝のヒーリング

    ・ほかのパワーストーンを浄化する
    ・空間のマイナスエネルギーをなくす
    ・パワーストーンのエネルギーを増強させる

    イケチョウ貝の浄化・お手入れ

    イケチョウ貝は浄化するエネルギーを持っているため、改めて浄化する必要はありません。
    ただし、天然の貝殻のため長期間日光に当たると、乾燥によってひび割れが起きる可能性もあります。
    日が当たらない場所に保管するように気を付けましょう。

    また、水にさらすことも変質につながってしまいます。
    イケチョウ貝のお手入れは基本的に、汚れやほこりが気になる際乾いた布で表面を拭きとる程度でOKです。

    クラスター 〇
    セージ 〇
    太陽光 ×
    月光 〇
    浴水 ×

    イケチョウ貝のまとめ

    イケチョウ貝は国産で1930年代あたりから多く流通する二枚貝です。真珠の母貝として有名ですが、貝殻の内側の美しいオーロラの輝きはパワーストーンの器として高い人気を誇っています。

    あまりアクセサリーに加工されることはないものの、ボタンなどのアイテムに使われている身近な貝です。手持ちのパワーストーンを浄化したい方や、美しい器をお探しの方はイケチョウ貝を手に入れてみてはいかがでしょうか?

    バイヤー山本
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