ヘマタイトの豆知識天然石コラム
産地について
ヘマタイトの産地はブラジル・アメリカ合衆国・オーストラリア・メキシコ・イギリスなどがあります。
比較的いろいろな場所で採取できるため、ヘマタイト自体はそこまで高価になりづらいのが特徴ですが、なかでもカナダのスペリオル湖やブラジルのミナスジェライス州などが産地として有名です。
国内の産地だと岩手県仙人鉱山や愛媛県佐々連鉱山などでも採取がされています。
名前の由来について
ヘマタイトの名前の由来はギリシャで「血」を意味する「ヘマ」が語源になっています。
石をカットしたときの断面や研磨した際に出てくる粉が血のような赤色のため、この名前が付けられました。和名である赤鉄鉱という呼び名も、"鉄鉱石が赤く見える"というところから由来しています。
ヘマタイトの見た目と輝きは?
ヘマタイトの見た目は黒く、角度によって銀色の鏡のような輝きを持っています。
ヘマタイトは形によって呼び名が異なることがあります。バラのように薄い花弁状になったものを「アイアンローズ」、レインボーに見えるヘマタイトを「レインボーヘマタイト」、見た目の鏡反射が強いものを「鏡鉄鉱(きょうてっこう)」、薄く板状になったものを「雲母鉄鉱(うんもてっこう)」、気泡のような形が浮き出ている形のものを「腎臓状赤鉄鉱(じんぞうじょうせってこう)/腎鉄鉱(じんてっこう)」などがあります。
ヘマタイトと見た目が似ている石としてオニキス・テラヘルツ・モリオンなどがあります。見分け方はヘマタイトの方がシルバー感が強く、鏡のような反射の仕方をしています。
どんな効果が期待できる石なの?
ヘマタイトを身に付けることで持ち主の意思を強くさせ、強運を引き寄せる効果が期待できます。
現在の悪縁を断ち、災いから持ち主を守ります。体内の血液循環を整える効果があるとされていますが、古代ローマでは止血効果がある石としても有名でした。血液循環から全身の身体機能が高まるため、全身の疲労回復やエネルギーチャージにも最適な石です。
仕事中に身に付けることで、集中力を高め冴えた感覚を取り戻しやすくなるでしょう。ギャンブル運などにも効果がある石なので、普段から邪魔にならないようなアクセサリーなどで持ち歩きするのがおすすめです。
こんなアイテムに加工されています
ヘマタイトは原石以外にも、ネックレス、ペンダントトップ、ブレスレット、ピアスなど、様々なアイテム加工がされています。磁気を含んでいるため、肩こり解消のための磁気ネックレスとしても販売されることもあります。
前述の通り、ヘマタイトは各地で採取しやすいので他の石に比べて原石も入手しやすい価格であることが多いです。
ヘマタイトの基本情報(原産地や石言葉など。)
和 名:赤鉄鉱(せきてっこう)
色 彩:無色・透明・半透明だが内包物によってピンクに発色する
石言葉:慈愛と慈しみ
原産地:ブラジル・オーストラリア・アメリカ合衆国・カナダ・イングランドなど
組 成:Fe2O2
硬 度:5〜6.5
比 重:5.3
ヘマタイトと組み合わせると良い石
・ラピスラズリは「愛する人との絆を深め、癒しを深める」
・テラヘルツは「心身の疲れを癒し、日々の災いから守る」
・シトリンは「エネルギー循環を高め金運を呼び込む」
・ローズクォーツは「強力な恋愛運でライバルを跳ね除ける」
ヘマタイトのヒーリング
・勝利と成功へ導く
・悪縁を断ち切る
・仕事運を高める
・強運を引き寄せる
・明確な判断力を取り戻す
・血液循環を良好にする
・エネルギーの活性化
・恋愛に勝つお守り
・意思を強く持つ
ヘマタイトの浄化・お手入れ
ヘマタイトは硬度が高く傷つきにくい石ですが、水による浄化はできれば避けてください。水による浄化を行った場合は錆が発生する可能性があるのでよく拭き取りをする必要があります。また、塩を使った浄化は腐食の原因になので避けましょう。
クラスター ◎
セージ ◎
太陽光 ◎
月光 ◎
浴水 △
ヘマタイトのまとめ
ヘマタイトは厄除け効果が高く成功と勝利へと導く力があるため、仕事や恋愛でうまくいかず踏みとどまっている人やモヤモヤとした気持ちが晴れないという人にもおすすめです。
エネルギーや血液循環を高める効果や磁気効果の肩こり改善などは、首元にネックレスとして近くに身に付けることでさらに健康促進効果が期待できるようになります。受験や大きな目標を掲げながらも意思が弱く途中で諦めてしまいそうなとき、ヘマタイトはあなたに寄り添い力を与えてくれるでしょう。
いつも同じ恋愛パターンで失敗してしまう人や相手の浮気が心配な人も、ヘマタイトを身に付けることで悪縁を切り失敗の恋愛パターンから成功パターンへと導いてくれることでしょう。ぜひ一度ヘマタイトを手にとってみてはいかがでしょうか。