エメラルドとは？産地・硬度と天然石の特徴

バイヤー山本

エメラルドという石をご存知でしょうか？5月の誕生石としても有名なので名前を聞いたことがある人も多いでしょう。愛情・幸運・健康の石として親しまれていますが、ヒーリング効果や魔除け効果も期待できるパワーストーンです。家庭円満や夫婦円満の意味合いもあるので、記念日のプレゼントとしてもよく選ばれています。ぜひ最後まで目を通してみてください。

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エメラルドの豆知識天然石コラム

産地について

エメラルドの産地はブラジル、サンビア、ジンバブエ、パキスタン、シベリア、コロンビアなど、各地で採取されています。

コロンビア産のエメラルドはどの産地よりも鮮やかで品質の高いエメラルドが採取できるとして現在は最高のエメラルド産地です。地図上には表示できませんが、有名な鉱山では「ムーソ鉱山」「チボール鉱山」「コスクエス鉱山」の三つがあります。コロンビア産のエメラルドと比べてブラジル産のエメラルドは色味が明るい緑色なのが特徴です。最初にエメラルドが発見されたのは1963年頃、パライーゾ・ド・ノルチという町の近くだったと言われています。

ザンビアは世界で2番目に大きいエメラルドの採取地とされていますが、手作業のため採取量が少なく、ザンビア産のエメラルドは希少価値が高くなります。

名前の由来について

エメラルドの語源はサンスクリット語であるスマラカタ（緑色の石）から由来しています。

スマラカタという言葉が様々な国の言葉で変化して行き、最後は古いフランス語の「エスメラルド」から、現在の「エメラルド」と言う呼称になりました。また、エメラルドのような美しい緑色を表す言葉として「エメラルドグリーン」という色の名前も生まれ、アクセサリーの色名として頻繁に使われることがあります。

エメラルドの見た目と輝きは？

エメラルドは透明感のある明るいグリーンが印象的な石です。

原石に近いものだと石の部分と混ざった状態の石や、透明感が少ない見た目をしていることもあります。

エメラルドの内部には無数の傷が見られますが、この傷が天然物を表す印です。より明るい美しい色合いのものほど価値が高く、傷も少なければ少ないほど品質が高いエメラルドとして値段が高価になる傾向があります。

黄緑色の発色をする石はエメラルドとは呼ばず、「グリーンベリル」や「ヘリオドール」などと呼ばれる他、内包物の違いなどから価値が下がってしまいます。

どんな効果が期待できる石なの？

エメラルドはヒーリング効果が高く、身につけることで魔除け効果が期待できます。

愛情・幸運・健康の石として人間関係を良好に保つ・仲を深めるだけでなく、恋人や夫婦間では魔除け効果による「浮気封じ」としてのお守り効果もあるとされ、お互いに贈り合うプレゼントとしてもおすすめです。

乱れた感情を整え、心身ともに健康な状態へと導いてくれるため、日々に疲れた人や癒しを求める人はエメラルドのヒーリング効果を感じやすいでしょう。仕事や夢など、やり遂げたい目標を掲げる人には願望達成へと導き、芯のある行動力へとサポートしてくれる石です。

こんなアイテムに加工されています

エメラルドは指輪、ネックレス、ピアス、ブレスレットなど様々なアクセサリーアイテムに加工されています。

変わったアイテムだと、開運系のグッズとしてエメラルドの印鑑や彫刻の置物などが販売されていることがあります。ただし、深みのある緑色を「エメラルドグリーン」と呼ぶことがあるので、本物のエメラルドと色の名前として呼ばれているエメラルドには注意が必要です。

それなりに硬度の高い石ではありますが、指輪やネックレスなど日常的に身につける場合にはぶつけるなどの衝撃には注意が必要です。また、石の変質を避けるためには、水や汗に濡れたアクセサリーは放置せず毎日お手入れをしてあげることが大切です。

エメラルドの基本情報（原産地や石言葉など。）

エメラルドと組み合わせると良い石

エメラルドのヒーリング

エメラルドの浄化・お手入れ

エメラルドのまとめ

エメラルドは愛情のエネルギーが強く、ヒーリング効果や魔除け効果が高いです。

他のパワーストーンとの組み合わせで足りない効果をプラスすることもおすすめですが、相性の良くない石として「ラリマー」や「モリオン」などが挙げられます。石同士にも相乗効果が得られるものと効果が薄れてしまうものがあるので、店頭で購入する際はスタッフに相談してみると良いでしょう。

アクセサリーが苦手な方は、玄関やオフィスにエメラルドを使った印鑑や置物を置いてみてはいかがでしょうか。