水晶ダウジングの豆知識天然石コラム
水晶ダウジングとは?
水晶ダウジングは、水晶素材で作った「振り子(ペンデュラム)」で占うダウジングの一種です。ダウジングはもともと水脈や鉱脈を見つけるために使われていた土木技術の1つで、振り子の動きによって占いたい事柄についてイエスかノーかを判断します。
水晶ダウジングは潜在意識に働きかけて判断する、スピリチュアル要素が強い占いです。そのため、恋愛や人間関係、家庭運や今後の仕事運など、主に対人関係にまつわる内容を得意としています。
片思いやカップルの今後の関係性を問うなど、今後の恋愛模様を占いたい方に人気です。水晶ダウジングはペンデュラムのみでも占えますが、他にもダウジングチャートという専門の図表があると、さらに詳細な占いができます。
ダウジングは潜在意識に働きかけるため、占う者の心身が健康で整っていることが求められます。体調がすぐれなかったり、精神的なゆとりがなかったりする際に、ダウジングをしても正確な答えが導き出せないと言われているのです。
水晶ダウジングの歴史
ダウジングの歴史は紀元前まで遡ります。そもそも振り子や棒などを使って、地下水源を探し当てるために生まれた者でした。
棒や振り子が動いた先に、水源が見つかったと記録されています。ダウジングを行なっている間は集中力が高まり、研ぎ澄まされた超感覚が生まれます。
本人の潜在能力に働きかけることから、やがてなくし物やイエスとノーを確認する占いとして発展していきました。
はっきりとしたダウジングによる占いのはじまりは判明していません。なぜならダウジングは強力な能力であり、外部に情報が盛れることを恐れていた権力者が歴史書などから記録を消していたと考えられているためです。
ダウジングによる占いが世間に広まったのは、16世紀ころからです。しかし宗教改革による、ダウジングは悪魔的な力とみなされ、禁忌として扱われてしまったのです。
20世紀に入ってようやく、ダウジングの研究がスタート。今ではダウジングにまつわる研究団体が世界各地にあり、日本でも有名な占術の1つになりました。
水晶ダウジングで占える種類
水晶ダウジングで占えるのは、主に恋愛や仕事運などです。具体的に水晶ダウジングが得意とする占いの項目を見ていきましょう。
好きな人の本音や本心
たとえば相手は本当に自分のことを愛しているのか、結婚を見据えているのかなど、イエスかノーで答えられる質問で、相手の心理を探れます。
人生の局面で迷った際にどちらを進むべきか、道を指し示すこともダウジングが得意とする占い。恋人の結婚の意思だけでなく、本当に自分は相手と結婚して良いのかといった悩みに対するサポートをしてくれます。
対人関係や仕事の悩み
仕事関係で関わっている方や、家族の本心が知りたい場合もダウジングが役立ちます。水晶ダウジングは周りの考えに気づき、自分の考えや行動を変えていくきっかけをもたらしてくれます。
実は占われる方の心の奥深くには、問題を解決するために必要なことに気づいています。その潜在意識で導き出している答えを、表面化して本人に気づかせることも水晶ダウジングという占術です。
家相占い
水晶ダウジングは風水でも活躍している占術です。家の間取り図を用意して、その上からペンデュラムをぶらさげて良い気を呼び込む場所や方角をイエスかノーかで占います。
良い運気を呼び込む場所には、浄化作用のある観葉植物やパワーストーンを置くことで、さらに良い気を取り込み、悪い気を外に追い出す空間を作っていけます。
水晶ダウジングの基本的なやり方
水晶ダウジングの具体的なやり方の流れは次の通りです。
- 占う内容を決める
- ホワイトセージやお香、浄化スプレーなどを使った空間の浄化
- 水晶を手のひらの中央に置く
- ペンデュラムの糸の部分を持って水晶の上に垂らす
- 意図的に縦揺れを作って、ペンデュラムに時計回りに動いてくださいとお願いして、動きか確認する
- リラックスして質問内容を伝える
- ペンデュラムの動きでイエスとノーを判断する
水晶ダウジングは水晶の上にペンデュラムを垂らして質問します。まずはペンデュラムが動くか、チューニングしましょう。
縦揺れを作った後に、ペンデュラムに「時計回りに動いてください」「反時計回りに動いてください」とお願いをします。お願いしたとおりに動くか確認してから、占いたい質問をしましょう。
イエスかノーかの2択で答えがはっきりするように、質問内容も具体的にすることがポイントです。また、どう動いたらイエスかノーか、サインも決めておく必要があります。
水晶ダウジングのまとめ
水晶ダウジングは古来から伝わる、長い歴史がある占術です。
水晶が持つエネルギーが迷いを断ち切る答えを導き出し、より良い未来へと進む足掛かりになります。人生に迷ったら、水晶ダウジングによる占いでアドバイスを受けてみてはいかがでしょうか?