キュープライトとは？産地・硬度と天然石の特徴

バイヤー山本

今回ご紹介する「キュープライト」は、赤色で光沢がある銅酸化鉱物で結晶は立方体・正八面体・斜方十二面体と様々な形の石があり、針状のものは「カルコトリカイト」と呼ばれることもあります。強いエネルギーを持つことからヒーラーや瞑想をする人達に愛用されています。別名「決断する力を与えてくれる石」と呼ばれ、とくに女性にエネルギーを与えると評判です。透明度の高い石は宝石としても扱われ、パワー良し、見た目良しのオールマイティーな天然石で非常に人気があるレアストーンです。

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キュープライトの豆知識天然石コラム

産地について

キュープライトは銅が採掘される鉱山なら世界各地で見つかっていますが、質の良いキュープライトの産地として有名なのはメキシコ・ソノラとアメリカ・アリゾナ州です。その他ではフランス・アフリカ・アルジェリア・中国・ロシア産の流通があります。

名前の由来について

キュープライトの名前の由来はラテン語で「銅」を意味する「cuprum」が由来となっていて、オーストリアの鉱物学者「ヴィルヘルム・カール・フォン・ハイディンガー」が1845年に命名しました。和名では「赤銅鉱」と呼ばれ、このことからもキュープライトが銅を多く含む天然石であることを名前が表しています。

キュープライトの見た目と輝きは？

キュープライトの見た目は銅を多く含んでいる天然石のため、赤い色をしています。赤といってもカーネリアンの様な明るい赤ではなく落ち着いた赤色をしていて、その中でも銅の成分が少なく「クリソコラ」や「マラカイト」の比率が多い原石は赤というよりも緑色の原石として採掘されます。キュープライトは水晶のようにキラキラと輝く石ではなくマットな質感をしているます。

透明度の高い石は宝石として加工される事もありますが、硬度が低く割れやすいのと光に弱く数年で黒く変色する場合があるためアクセサリーには向いていないようです。

キュープライトの中でも特にレアな石が２種類あり、１つ目は鮮やかな赤色でマラカイトやクリソコラを伴わない石「クリムゾン・キュープライト」です。この石はロバート・シモンズ氏が経営するヘブン&アース社で商標を取り販売されています。

２つ目はメキシコ北部のソノラで採られるキュープライトで、緑と赤の2色にはっきりと色が別れていて、ソノラの緑の草原と朝日をイメージさせることから「ソノラサンライズ」と呼ばれ、大変人気があります。

キュープライトのパワー

キュープライトには秘めたるパワーがあると言われていますのでいくつかご紹介します。

• エネルギーを充電してくれる
• 不安や恐怖などの恐れを取り除く
• 愛情をはぐぐむ
• 持ち主に元気を与える
• 人間関係を良好にする
• 視野を広げ受容性を高める
• トラウマからの脱却
• 女性的な魅力の向上
• ネガティブな思考からポジティブな思考に変化させる

これらのパワーを秘めていて特に女性に強く影響すると言われていますので、エネルギッシュに仕事やプライベートに打ち込みたい女性におすすめの天然石です。

こんなアイテムに加工されています

キュープライトは主に丸玉のブレスレットやネックレスに加工されることが多く、硬度が低いため他の硬度の高い石と組み合わせてしまうと傷付きやすく、キュープライトのみのアクセサリーとして販売されることが多くなっています。大きめの石はペンダントヘッドとして加工されていて、透明度の高い石は宝石として販売されています。

キュープライトの基本情報（原産地や石言葉など。）

キュープライトの浄化・お手入れ

キュープライトのまとめ

今回ご紹介したキュープライトはかわいい見た目をしているのでぜひ女性に身に付けていただきたい天然石のひとつです。見た目をさることながらこの石には女性を力強くするという秘めたるパワーがあると言われているので、引っ込み思案な自分を変えたいと思っている方には特におすすめです。この石の力を借りて少しでも活発な面をだせると人生の転機になるかもしれませんね。