みなさんコーネルピンという天然石をご存知ですか?
コーネルピンはマグネシウム・アルミニウム・鉄・ホウ素を含有する珪酸塩鉱物で、半透明から透明の天然石で、透明度の宝石として高い石は、宝石として取り扱われます。
特に透明度が高く結晶が大きいコーネルピンは珍しく、宝石コレクターなら喉から手が出るほど欲しいアイテムです。
石の意味としては、コーネルピンには才能の開花や、落ち着きをサポートするという意味があるので、これから一皮むけて会社で成功したい・独立起業したい方などにもおすすめできます。
今回はそんなコーネルピンの産地や名前の由来、鉱物的な情報なども詳しく紹介しますので、是非最後までお読みください。
コーネルピンの豆知識天然石コラム
産地について
コーネルピンの主な産地は、ドイツ・グリーンランド・マダガスカル・カナダ・オーストラリア、ミャンマー・ケニア・南アフリカ・スリランカ・タンザニア・ノルウェーなど世界各地で産出されます。
アフリカではカラフルなコーネルピンの鉱床が発見され注目が高まっています。
品質な高さではマダガスカルが有名です。
名前の由来について
コーネルピンは1884年にグリーンランドのフィスカーネスで発見されました。デンマークの地質学者であるアンドレアス・N・コーネルプから名付けられました。
コーネルパイン・コルネルプ石・コルネプ石・コルネップ石などと呼ばれる事もあります。
コーネルピンの見た目と輝きは?
流通しているコーネルピンの多くはベリルに近い緑色系の石で透明度が高いものは宝石として取り扱われます。
青色系・緑色系の石には微量のバナジウムとクロムが含有されています。
その他にもまれに紫外線を照射すると蛍光に光る物や、猫の目のような模様がでるキャッツアイ効果が見られたり、見る角度によって色が変わる多色性のあるコーネルピンもあります。
大きい結晶は珍しく1カラット以上のものは高値で取引されています。
プリズマティンと似ていると言われますが、イオン・マイクロプローブ法での分析手法で独立種であると定義されました。しかし、、今でも鉱物図鑑などにはコーネルピンをプリズマティンと記載しているものも多く出回っています。
コーネルピンの石の意味・石言葉
コーネルピンには秘めたるパワーがあると言われていますのでいくつかご紹介します。
- 自分に自信をもたせる
- 自己肯定感を高める
- 才能発揮
- 自己容認
- 信頼度を高める
- 信頼し合える関係
これらのパワーを秘めていると言われていますので、チームで何か物事を進める方・リーダーシップを発揮したい方・自分に自信を持ちたい方におすすめのパワーストーンです。
こんなアイテムに加工されています
ストーンショップで取り扱いのあるコーネルピンは、丸玉のブレスレットやネックレスとして販売されています。ただし、あまり流通していないためレアアイテムのためストーンコレクターから人気です。透明度が高く大きめのコーネルピンは宝石として流通していることもレアストーンとなっている理由の一つでしょう。
コーネルピンと組み合わせると良い石
- トルマリン:才能の開花やひらめきのサポート
- ペリドット:慈愛と癒しのパワーで負担の軽減
- ルチルクォーツ:目標達成の力強いサポート
コーネルピンの基本情報(和名・原産地・硬度など)
和 名:コルネプ石
色 彩:緑色系・青色系・黄色系・赤褐色・無色
原産地:ドイツ・グリーンランド・マダガスカル・カナダ・オーストラリア、ミャンマー・ケニア・南アフリカ・スリランカ・タンザニア・ノルウェー
組 成:Mg3Al6(Si,Al,B)5O21(OH)
硬 度:6.5
比 重:3.3
光沢:ガラス光沢・脂肪光沢
劈開性:2方向に完全
コーネルピンの浄化・お手入れ
クラスター:〇
セージ:〇
日光浴:✕
月光浴:〇
水浴:〇
コーネルピンのまとめ
今回ご紹介したコーネルピンは、宝石として流通するほど美しい天然石です。
ただ美しいだけでなく、自己肯定感を高めたり才能を開花させたりなど自分自身のレベルを上げてくれるパワーを持つので、お守り代わりにひとつ身に付けておくことをオススメします。
モスグリーンのアクセサリーは大人っぽい雰囲気を醸し出してくれますので、ピンクは卒業してそろそろ落ち着きたいという方にピッタリなアイテムです。
最後までお読みいただきありがとうございます。