レインボーシトリンの豆知識天然石コラム
産地について
レインボーシトリンの主な産地は、ブラジルやスペインなどが代表的です。シトリンはさまざまな国で産出されますが、レインボーシトリンは産出量が少ない希少な石です。シトリンの優しい黄色に美しい虹色の光沢が楽しめる見た目は装飾品として人気があります。
レインボーの光沢が楽しめるのは、シトリンの中にクォーツの結晶が合わさった状態の石です。クォーツのもともとシトリンは黄水晶と呼ばれる水晶の一種で、薄い黄色から茶色の色彩を持っています。
そこに無色透明なクォーツの結晶などが混ざることで、光に当たると複雑な虹色の輝きが楽しめるのです。一部の地域でのみ見つかる希少性の高い石と言えます。
名前の由来について
レインボーシトリンの名前の由来は、虹色に輝く見た目です。そもそもシトリンとは、フランス語で柑橘系を意味する「Citrus(シトラス)」が由来と言われています。
シトリンは太陽のエネルギーを受ける石と考えられており、古くから商売繁盛や金運、財運に関係するパワーストーンとして扱われてきました。黄色のレモンのような新鮮な色味から「Citrine」と名付けられました。和名では黄色の水晶という見た目から、黄水晶と呼ばれています。
レインボーシトリンの見た目と輝きは?
レインボーシトリンは、通常の薄い黄色から茶色のシトリンに光を当てると、虹色の光沢が見える特徴を持っています。
まるでシャボン玉のように美しく複雑な光沢は、見るたびに心が明るくなるような楽しさを体験できます。シトリンならではの透明感のある美しさと、虹色の光沢が組み合わさった見た目はコレクターにも高い人気を誇っています。
レインボーシトリンは時期や産地によって色の濃さが異なります。虹色の光沢を楽しむのなら、透明度が高いシトリンがおすすめです。
どんな効果が期待できる石なの?
レインボーシトリンは金運の上昇や商売繁盛を司る天然石です。また、太陽のエネルギーを受けている石として、ポジティブな気を持ち主に与えるヒーリングも期待できます。
希望や自信が持てないとき、レインボーシトリンを身に着けると、心身にやる気を与えてくれることでしょう。ネガティブな感情や迷いが起きているときも、レインボーシトリンを身に着けて前向きに人生を歩んでいきましょう。
こんなアイテムに加工されています
レインボーシトリンは、主にパワーストーンブレスレットに加工されています。球状に加工されることで、美しい虹色の光沢がさらに鮮明に楽しめます。
ほかにも、リングやペンダントトップなど、大ぶりのレインボーシトリンをあしらったアクセサリーが人気です。ほかの水晶との組み合わせも相性が良く、無色透明なクォーツやピンク色をしたローズクォーツなどと合わせたブレスレットもおすすめです。
レインボーシトリンの基本情報(原産地や石言葉など。)
和 名:黄水晶(きずいしょう)
色 彩:黄色・透明などに虹色の光
石言葉:友情・幸福・甘い思い出
原産地:ブラジル・スペイン・マダガスカルなど
組 成:SiO2
硬 度:7.0
比 重:2.6~2.65
レインボーシトリンと組み合わせると良い石
アマゾナイトは「新しいチャンスを逃さない」
オニキスは「持ち主の魔除けの石」
ガーネットは「金運を上昇させる」
インカローズは「女性性を活性化する」
エメラルドは「癒しのエネルギーを与える」
ペリドットは「持ち主に幸運をもたらす」
アメジストは「未来に向けてポジティブなエネルギーを与える」
レインボーシトリンのヒーリング
・勝負運や仕事運を向上させる
・幸運をもたらす
・持ち主の人生の目的に気づく
・金運を向上させる
・人生における満足感を高める
・充実した日々を送るサポート
・未来に向けて希望を持って過ごす
・人生のステップアップをサポートする
レインボーシトリンの浄化・お手入れ
レインボーシトリンは通常のシトリンと同じお手入れ方法で問題ありません。ただし、直射日光に長時間当てると変質する可能性があるため、日光浴による浄化は控えましょう。
汚れが気になる際は水で洗い流し、水分をきれいに拭き取ってください。また水晶クラスターのそばに置く方法も、マイナスエネルギーの浄化におすすめです。
クラスター 〇
セージ 〇
太陽光 ×
月光 〇
浴水 〇
レインボーシトリンのまとめ
レインボーシトリンは薄黄色の美しい水晶に、虹色の光沢が楽しめる美しい天然石です。この虹色の光沢は、中のクラックや内包物の影響を受けるため、同じレインボーシトリンでも違った輝きが楽しめます。
レインボーシトリンは金運アップや商売繁盛などのお金にまつわる運気の向上と同時に、幸運をもたらすと言われています。クォーツのためパワーストーン初心者でも扱いやすいところもおすすめポイントです。
ぜひレインボーシトリンをそばに置いて、エネルギーの浄化や運気の上昇につなげていきましょう。