キャンドルクォーツの豆知識天然石コラム
産地について
キャンドルクォーツの産地は、ブラジル・ヨーロッパ・マダガスカル・日本など複数存在します。
キャンドルクォーツと呼ばれる石の中心部分や周辺部分は、必ずしもクォーツというわけではありません。アメジストやルチルクォーツなどに結晶群が発生する場合もあり、同じくキャンドルクォーツの名前で扱われていることがあります。
ブラジルのミナスジェライス州はキャンドルクォーツや、その他様々な石の産地として有名です。日本では石川県金平鉱山や栃木県の野州鉱山にて、アメジストのキャンドルクォーツなども採取されています。
名前の由来について
キャンドルクォーツの名前の由来は、石のまわりの結晶群が溶けたロウソクの見た目と似ていることから由来しています。
まわりに発生している結晶群は、石英・カルサイト・水晶・長石など様々な鉱物の場合があります。
キャンドルクォーツの見た目と輝きは?
キャンドルクォーツは、冒頭でも解説の通り、石の周辺に結晶群が発生しロウソクのような見た目をしています。
石の状態によって、不透明に近い白色の見た目の周辺の結晶群がピンクがかった石や黄色がかった石なども存在します。鉱物の種類によって色味が変わるため、美しく色味がかったキャンドルクォーツはなかなか採取されず、希少価値がさらに高くなります。
どんな効果が期待できる石なの?
キャンドルクォーツは浄化作用が強く、ストレスや疲れで弱っている心を癒し、強い精神力をサポートします。
ネガティブな感情を緩和し、ポジティブな状態へと導いてくれるだけでなく、邪気払い効果で悪い出来事から持ち主を守ってくれるでしょう。
ヒーリング効果だけでなく、対人関係を良好にする効果や洞察力や創造力を高める効果があるので、ビジネスなどのお守りにも適しています。
心を整え、潜在意識に働きかける作用があるため、過去の傷を癒したいと思っている人や現在のストレスや辛さを緩和したいという人にもおすすめの石です。
こんなアイテムに加工されています
キャンドルクォーツは、石の回りに様々な結晶群が発生しているのが特徴の石のため、アクセサリーなどに加工されることはほとんどありません。
基本的には原石の状態で販売されているため、アクセサリーなどに加工される石に比べると値段も高い傾向があります。
ルチルクォーツやシトリン、アメジストなど採取がなかなかできないキャンドルクォーツはなかなか手に入れることが難しいでしょう。
キャンドルクォーツの基本情報(原産地や石言葉など。)
和 名:変わり水晶(かわりすいしょう)
色 彩:不透明な白色
石言葉:全能の石
原産地:アフリカ(タンザニア)・スイス
組 成:Sio2
硬 度:7.0
比 重:2.65
キャンドルクォーツと組み合わせると良い石
・翡翠(ひすい)は「持ち主を邪気から守り、愛情を深める」
・アメジストは「恋愛運を強め、全体運を補う」
・オニキスは「魔除け効果を強め、精神力や目標達成をサポート」
・モリオンは「全体的なお守り効果と、魅力を引き出す」
キャンドルクォーツのヒーリング
・持ち主を癒す
・邪気を払う
・精神力のサポート
・潜在意識へと働きかける
・感情バランスを整える
・対人関係を良好にする
・洞察力を高める
・想像力を高める
・人生のステージを引き上げる
・ストレス緩和
・精神を高次元へと繋げる
キャンドルクォーツの浄化・お手入れ
キャンドルクォーツは基本的にどの浄化方法でも問題ありません。ただし、石本体や周辺の結晶群の種類によっては浄化方法に気をつけた方がいい場合もあるので、浄化前に石の種類を確認しておくといいでしょう。クォーツであれば浄化作用が強い石のため、月光浴やセージなどの浄化方法を選ぶのがおすすめです。
クラスター ◎
セージ ◎
太陽光 ◎
月光 ◎
浴水 ◎
キャンドルクォーツのまとめ
キャンドルクォーツは、ヒーリング効果や邪気払いの効果が高く、持ち主を守り癒す効果があります。
全体的なお守り効果や全体運をアップしたいという人にクォーツはとてもおすすめです。さらに効果を強めたいときには、他の石と組み合わせることで癒し効果をアップしたり、他の石の浄化効果も得られます。
原石のまま販売されることが多いので、アクセサリーや小さく加工されていない分値段が高くなる傾向にありますが、同じ見た目のキャンドルクォーツにはもう二度と出会うことができないかもしれません。お気に入りの石を見つけたらぜひお迎えすることを検討してみてはいかがでしょうか。