アベンチュリンとは？産地・硬度と天然石の特徴

バイヤー山本

アベンチュリンという石をご存知でしょうか？石英（せきえい）と呼ばれるガラスに似た石に、他の鉱物の含有することで内部反射が起こり、キラキラとした見た目が特徴的な石です。カップルや夫婦の仲を深める恋愛運を上げる効果や5月の誕生石としても有名で、様々なアクセサリーとしても愛されています。穏やかな波動を持った石のため、持ち主を選ばず他の石と組み合わせる石としても最適なパワーストーンです。ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

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アベンチュリンの豆知識天然石コラム

産地について

アベンチュリンの鉱山はインドやブラジルをはじめとして、シベリア、アメリカ、タンザニア、ジンバブエなど各地で採取ができます。

アベンチュリンという名は石英（クォーツ）の仲間でもあります。ブラジルのミナスジェライス州では多くのパワーストーンの採取がされており、深緑できらきらと輝きを放つ石を「グリーンアベチュリンクォーツ」という名称で分類されます。さらに、その中できらきらとした特有の輝きが見られないアベンチュリンは「グリーンアベチュリンクォーツァイト」という分類で扱われます。

採取地としてインドが有名ですが、アベンチュリン自体は鉱物の名前ではないことから多くの産地が存在します。

名前の由来について

アベンチュリンはイタリア語で「偶然起こってしまったこと」を意味する「a ventura（アベンチュラ）」が由来と言われています。

「偶然起こってしまったこと」とは、18世紀頃にガラス工芸職人が、熔けたガラスの中に誤って銅片を落としてしまったエピソードがあります。謝って落とした銅は一度ガラスの中で溶けてしまいますが、ガラスが冷え固まったときに溶けたはずの銅がきらきら輝いた箔状になって姿を現したのです。この出来事がきっかけとなり、きらきらと輝くアベンチュリンガラスが誕生したと言われています。

エピソードの中で出てくる「銅片」には諸説あり、文献によって落としたものが違っていることがあります。

また、アベンチュリンに似ている石として「翡翠（ひすい）」が挙げられますが、翡翠の代用とされていた背景もあり「インド翡翠」という呼び名が使われることがあります。

アベンチュリンの見た目と輝きは？

アベンチュリンはインクルージョン（内包物）によって、色の違いや種類がありますが一般的には深緑がきらきらと輝く「グリーンアベンチュリン」が一般的です。

アベンチュリンという名前は「アベンチュリン効果（輝きを放つ効果）」と呼ばれる、内包物がきらきらと輝きを放つ石の総称でもあるため、グリーンアベンチュリン以外にも多くの色・見た目を持つのが特徴です。

オレンジ色の「オレンジアベンチュリン」やブルーの「ブルーアベンチュリン」なども販売されています。

どんな効果が期待できる石なの？

穏やかなエネルギーを持ち、洞察力を高める効果がある石です。

目の前の出来事で惑わされたり、判断力が鈍っているときには持ち主のサポートとなるでしょう。心を穏やかに保ち、人間関係を良好に導きます。
家族円満や夫婦愛のお守りとしても有名で、相手に対して寛容に居られるようになります。対人関係だけでなく、妊婦や子育ての場面でも心を健やかにサポートします。

日々の生活で小さいことでイライラ・くよくよした気持ちを引きずってしまう人や、落ち着きを取り戻したいという人に優しく寄り添ってくれる石です。

こんなアイテムに加工されています

グリーンアベンチュリンは、ネックレス、ブレスレット、ピアス、指輪、などのアクセサリーアイテム全般に加工されています。

また、モース硬度が高く彫刻の置物などにも多く加工されています。印鑑などにもよく使われるため、普段アクセサリーを付けない人でも部屋のインテリアや仕事用の開運印鑑として身につけやすいパワーストーンと言えます。

アベンチュリンの基本情報（原産地や石言葉など。）

アベンチュリンと組み合わせると良い石

アベンチュリンのヒーリング

アベンチュリンの浄化・お手入れ

アベンチュリンのまとめ

アベンチュリンは穏やかなエネルギーで心の状態を健やかに癒してくれます。

色の効果としても緑色は心を落ち着かせる色として有名です。日々に疲れてしまった人や心を落ち着かせたい人だけでなく、家族がずっと幸せに居られるようにお守りとして身につけるのにもおすすめです。自然・生命力のエネルギーが多く、新しい環境や新しいことにチャレンジする人の力にもなってくれるでしょう。

ビジネス面でのサポートが欲しい時は、オフィスやデスクなどにアベンチュリンを置いてみてはいかがでしょうか。