アノーサイトとは？産地・硬度と天然石の特徴

バイヤー山本

アノーサイトという天然石をご存知ですか？長石グループの1つで、豊富なカルシウムを含んでいます。古くから日本でも採掘されていて、持ち主の心を癒してカリスマ性を高めると言われています。この記事ではアノーサイトの特徴や産地などを解説しますので、ぜひ最後までお読みください！

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アノーサイトの豆知識天然石コラム

産地について

アノーサイトは世界各地で産出される天然石です。その中でも代表的な産地はロシアやパキスタンです。また、イタリアや日本国内など、さまざまな場所で見つかっています。

最初に発見されたのは1823年のイタリアと言われています。ちなみに国内では1879年頃から産出が確認されており、日本人にもなじみが深い石の1つに数えられています。

もともと長石類は世界の中で最も多く存在する鉱物と言われています。長石は産地によって含有される成分が異なり、見た目だけでなく呼び名も細かく分類されています。

アノーサイトは無色から白色の色彩を持った、まるでチョークのように粉っぽい見た目をした石です。これはカルシウムを豊富に含んでいることが関係しています。ちなみに国内ではパワーストーンよりも、ガラスの素材の1つとして活用されています。

名前の由来について

アノーサイトは和名を灰長石（かいようせき）と呼びます。これは名前のとおり、長石の中でも灰色から白色の見た目をしており、カルシウムを多く含むことが由来です。

ちなみに長石は、ナトリウムとカルシウムを多く含んでいます。ナトリウムが多い石は曹長石（アルバイト）と呼び、カルシウムが多い石を灰長石（アノーサイト）と呼び分けています。そしてアルバイト、アノーサイトの中間程度の含有量では、ラブラドライト（曹灰長石）と呼び分けられます。

灰長石は自然結晶化した火山の噴出物が中心です。そのため、活火山が近くにある地で見つかりやすく、国内では三宅島などで見つかっています。

アノーサイトの見た目と輝きは？

アノーサイトはカルシウムを多く含んでいるため、白っぽく半透明のものが中心です。また含有物の影響で灰色や褐色になったものも見つかっています。

アノーサイトは火成岩の安山岩などが混ざることも多く、複数の色合いが混ざったゴツゴツとした結晶標本が流通しています。

本来は透明感がある石ですが、標本によっては岩のように不透明で無骨な印象のアノーサイトもめずらしくありません。

どんな効果が期待できる石なの？

アノーサイトは長石のエネルギーを持っており、目標達成に向けてサポートするエネルギーを持っています。

また、持ち主が受けた精神的ダメージを回復し、気力を取り戻すきっかけも与えてくれます。心の疲れを癒しつつ、前向きな人生に向けて歩みを進める手助けをしてくれることでしょう。

こんなアイテムに加工されています

アノーサイトは主に原石結晶そのままの状態で流通しています。また、鉱物標本として販売されており、マニアを中心に人気を誇っています。

ちなみに国内で産出されたアノーサイトは、東京都八丈島や、三宅島で産出されたものを火山噴出物標本として販売されているものもあります。

一部アクセサリーとして加工されることもありますが、ナトリウムとカルシウムを同程度含んでいるラブラドライトである可能性があり基準は曖昧です。基本的にアノーサイトを購入するのなら、標本か原石結晶がおすすめです。

アノーサイトの基本情報（原産地や石言葉など。）

アノーサイトと組み合わせると良い石

アノーサイトのヒーリング

アノーサイトの浄化・お手入れ

アノーサイトのまとめ

アノーサイトは長石の一種で、ほとんどの岩石に含まれています。その中でもカルシウムを多く含んでおり、白っぽいチョークのような見た目をしています。

あまりアクセサリーではなじみがないものの、ガラスの素材に使われるなど古くから生活に密着してきました。また国内でも火山エリアを中心に産出されており、鉱物標本が販売されています。

ヒーリングストーンとしても持ち主の心を癒し、目標達成に向けてやる気と気力をもたらしてくれると言われています。ぜひコレクションとして手元に置いてみてはいかがでしょうか。