アメシスティンクォーツとは？産地・硬度と天然石の特徴

バイヤー山本

アメシスティンクォーツという天然石をご存知ですか？見た目はアメジストのような紫色をしたクォーツですが、アメジストとは違った性質を持っています。この記事ではアメジストとの違いや見た目の特徴、ヒーリングなどを解説します。ぜひ最後までお読みください。

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アメシスティンクォーツの豆知識天然石コラム

産地について

アメシスティンクォーツは、ブラジルや中国などクォーツが採れる地で産出される天然石です。一見するとアメジストと良く似ているため、素人では見分けがつかない可能性があります。

もともと紫色は高貴な色として扱われ、日本でも冠位十二階の最上位の色に使われているほか、世界中でも宗教や王冠で地位が高い方々の宝石や衣装に紫色が使われてきました。

特にチベットでは仏陀に捧げる宝石として、アメシスティンクォーツが使われてきたと言われています。

名前の由来について

アメシスティンクォーツの名前は、アメジストのような紫色を持っていることが由来です。アメジストもクォーツと同じ石英ですが、結晶の種類が異なるためアメシスティンクォーツとは別の石です。

あくまでもクォーツの中で、アメジストのように紫色をした石のことをアメシスティンクォーツと呼ぶのです。
そのため、和名では紫石英と呼ばれており、アメジストの紫水晶とは異なる石として扱われています。

アメシスティンクォーツの見た目と輝きは？

アメシスティンクォーツは一見すると、アメジストと良く似た透明感のある紫色です。
見た目だけでは大きな違いはありませんが、次のように結晶の成り立ちに違いがあります。

• アメジスト…単結晶
• アメジストインクォーツ…クォーツの中にアメジストが混ざった石
• アメシスティンクォーツ…単結晶以外の紫色のクォーツ

アメジストはSiO2の石英のみの単結晶で、紫色の発色が特徴です。そしてアメジストインクォーツは半透明から内包物の影響で透明感が目立ちにくく、さまざまな色彩を持っています。

そしてアメシスティンクォーツは、単結晶だけでなくほかの内包物や鉱物が混ざり合って生まれます。それゆえ透明なクォーツの中に紫色を中心としたさまざまな色彩や模様が入っているのです。

中に褐色模様が入っていることがありますが、これはヘマタイト（鉄分）などの内包物によるものです。

どんな効果が期待できる石なの？

アメシスティンクォーツは、癒しのエネルギーを持っています。また、本来はクォーツであるため、優れた浄化エネルギーをもっています。アメジストのエネルギーも持ちつつ、エネルギーの循環をサポートしたり頭の中をクリアにしたりと、クォーツのエネルギーを多く持っています。

また、ネガティブな考えをポジティブな方向へと導いてくれるため、前向きな毎日を送りたい方のお守りにおすすめです。良縁を引き寄せるため、商売繁盛や仕事の成功についてもサポートすると言われています。

疲れを感じている方や体のだるさがとれずに悩んでいる方は、アメシスティンクォーツが体内のデトックスに役立ちます。

こんなアイテムに加工されています

アメシスティンクォーツはパワーストーンブレスレットやペンダントトップに加工されています。アメジストとよく似ているため、購入の際はパワーストーン専門店などで選ぶことをおすすめします。

実はアメジストの紫色は鉄イオンが関係していることがわかっていますが、アメシスティンクォーツの紫色の理由ははっきりと解明されていません。

しかしクォーツの性質を持っており、アメジスト色のクォーツという新種として扱われています。そのためクォーツの中でも比較的新しく、知名度はそこまで高くありません。

近年ではヒーラーを中心に、その美しい見た目からアメシスティンクォーツの人気が高まってきています。今後価値が上昇する可能性があるため、ぜひ気になるアメシスティンクォーツを見つけたら早めに入手してはいかがでしょうか。

アメシスティンクォーツの基本情報（原産地や石言葉など。）

アメシスティンクォーツと組み合わせると良い石

アメシスティンクォーツのヒーリング

アメシスティンクォーツの浄化・お手入れ

アメシスティンクォーツのまとめ

アメシスティンクォーツは、アメジストのように紫色をした水晶です。クォーツの中でもめずらしい品種で、発見されてからまだ歴史が浅い石でもあります。

アメジストに似ていますが、まるでカルセドニーのような深みのある紫色をしたものもあり、内包物によって縞模様や斑点模様に見える石もあります。

人とは違うユニークな石を身に着けたい方や、浄化エネルギーを持った石をお探しの方は、ぜひアメシスティンクォーツを身に着けてみてはいかがでしょうか。