アンブリゴナイトとは？産地・硬度と天然石の特徴

バイヤー山本

アンブリゴナイトという天然石をご存知ですか？アンブリゴナイトは美しい黄緑色をした石で、産出量が少ないレアストーンに数えられています。アンブリゴナイトはまだ謎が多く、その正体ははっきりとわかっていません。この記事では希少な石として知られる、アンブリゴナイトの特徴をご紹介しますので、ぜひ最後までお読みください。

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アンブリゴナイトの豆知識天然石コラム

産地について

アンブリゴナイトは、アメリカやブラジルなど世界各地で産出されます。発見される場所は多いものの、採掘できる量はかなり少ないレアストーンに数えられています。

アンブリゴナイトは持ち主に不滅の力を与えるとの言い伝えがあります。これは、計量した際になぜか同じ重さでもほかのパワーストンより重く感じるという不思議な現象が起きるためです。

重く感じる理由はアンブリゴナイトにさまざまな情報が詰め込まれた、ハイエナジーストーンであるためと言われています。この不思議な現象と合わせて、希少石でありながらもアンブリゴナイトが不滅の力を秘めた多くのエネルギーを持つ石と考えられている理由です。

名前の由来について

アンブリゴナイトの名前は、1817年にドイツの鉱物学者によって名づけられました。200年以上前に発見されていながらも、いまだに多くの謎に包まれています。

名前の由来はギリシア語の「Amblys=鈍い」と「Gonios＝角度」が関係しています。
アンブリゴナイトの結晶が持つ劈開の角度が、90度より少し広いことが関係しています。和名はアンブリゴナイトをそのまま翻訳したアンブリゴ石と呼ばれています。

アンブリゴナイトの見た目と輝きは？

アンブリゴナイトは、青緑色とも水色とも言える鮮やかで繊細な色彩をした石です。透明度の高い宝石室のアンブリゴナイトはめったにお目にかかれず、もし手に入ったとしたら奇跡と言えるレベルのレアストーンです。

また、兄弟石としてモンテブラサイトがあります。アンブリゴナイトと似た特徴を持っていますが、トパーズと同じくフッ素タイプのFタイプと、水酸基タイプのOHタイプに分けられます。
アンブリゴナイトがFタイプ、モンテブラサイトがOHタイプのため、見た目は似ていても異なる性質を持っています。

どちらの石も希少であり、まだ解明されていない部分が多いです。共通することは、黄色のカラーはリチウムを含むリン酸塩鉱物であることが関係しています。

どんな効果が期待できる石なの？

アンブリゴナイトは、平和で穏やかなエネルギーを与えてくれる天然石です。周囲の雑音に惑わされず、常に感情を安定させる手助けをしてくれるのです。

本来の自分を取り戻すきっかけを与えてくれるため、進むべき人生に気づけます。またトラウマを克服する手助けをしてくれるので、ストレスを抱えている方やマイナスな感情になりやすい方にもおすすめです。

アンブリゴナイトは周囲の人間関係を整えて、不必要なものを静かに終わらせる手助けをしてくれます。悪縁を断ち切れるので、心の平和を取り戻したい方はお守りとして身に着けてみましょう。

こんなアイテムに加工されています

アンブリゴナイトは流通している数が少なく、多くは原石結晶のまま販売されています。もしくは結晶を研磨したルースの状態で販売されることもありますが、非常に脆く壊れやすいためアクセサリーとして身に着けることには適していません。

アンブリゴナイトは宝石のように美しい見た目をしており、トパーズやエメラルドにも負けない繊細な輝きを楽しめます。

アンブリゴナイトの基本情報（原産地や石言葉など。）

アンブリゴナイトと組み合わせると良い石

アンブリゴナイトのヒーリング

アンブリゴナイトの浄化・お手入れ

アンブリゴナイトのまとめ

アンブリゴナイトは本来黄緑色の美しい石ですが、宝石質のクリアなものは希少です。
さらに硬度が低く脆い性質から宝石に加工しづらいという特性も持っています。

流通するカットや研磨済みのアンブリゴナイトのほとんどは、コレクター向けのものでアクセサリーとして使用することは困難です。しかし、不思議なエネルギーを秘めた石として高い人気を誇っています。

もしコレクター用のアンブリゴナイトを見つけたら、ぜひ早めに入手してはいかがでしょうか。