ゾイサイトの豆知識天然石コラム
産地について
ゾイサイトの産地はアフリカのタンザニアが有名ですが、他にもオーストリア、アメリカ(ノースカロライナ州)、西オーストラリアなどでも産出されます。
名前の由来について
ゾイサイトの名前の由来は、ジグムント・ゾイスにちなんで命名されました。ジグムント・ゾイスとはスロベニアの科学者で鉱物学、地質学、植物学、動物学など様々な分野での功績があります。1805年にスロベニアのザオアルペ山脈でこの鉱物が発見されました。発見された地名にちなんでザオアルパイトと呼ばれていた時期もあるようですが、現在ではゾイサイトと一般的には呼ばれています。ゾイサイトの和名は灰簾石、あるいは黝簾石と呼ばれています。黝には黒みがかったという意味があり、名前の通りゾイサイトは黒みががった緑色をしています。余談ですが青色のゾイサイトはタンザナイト呼ばれますが、このタンザナイトと命名したのはティファニー社なんです。
ゾイサイトの見た目と輝き
一般的にゾイサイトの見た目はグリーンやブルーが主に流通しています。ゾイサイトの中でも青色の石はタンザナイト、透きとおるような緑はグリーン・ゾイサイト、透きとおっていない緑はアニョライト、ピンクはチューライトと呼ばれています。
どんな効果が期待できる石なの?
ゾイサイトには霊力や神秘性を高める、精神的な安定を与える効果があると言われています。ゾイサイトにはいくつか色によって呼ばれ方が変わり効果もそれぞれ違いますのでご紹介していきます。
- タンザナイト:柔軟性を高める
- ルビーインゾイサイト:積極性を高める
- チューライト:コミニケーション能力を高める
このように効果が色によって違ってきますので、あなたの欲する効果にあったゾイサイトを選びましょう。
こんなアイテムに加工されています
ゾイサイトはブレスレットやネックレスになどのアイテムに加工されています。特にルビーが入っているルビーインゾイサイトが緑と赤のコントラストがとても幻想的で人気があります。またゾイサイトは霊力を高めると言われ、そのパワーさらに高まるといわれるオルゴナイトに加工されることもあります。常に目に入るデスクの上にゾイサイト入りのオルゴナイトを置くのも、とても気持ちが落ち着くのでおススメです。
ゾイサイトの基本情報(原産地や石言葉など。)
和 名:灰簾石
色 彩:緑色・青色・黄色など
原産地:タンザニア・ケニア・ノルウェー・スイス・オーストラリア・インド・パキスタン・アメリカなど
組 成:Ca2Al3(SiO4)(Si2O7)O(OH)
硬 度:6.5
比 重:3.3
ゾイサイトと組み合わせると良い石
ゾイサイトと相性の良いパワーストーンをご紹介します。
- ラブラドライト:想像力を高める
- 水晶:優れた浄化作用
- カイヤナイト;独立心を強める
この他かにも様々なパワーストーンと組み合わせることができます。
ゾイサイトのヒーリング
ゾイサイトは霊的な力が昔から強いとされています。そのためスピリチュアルカウンセラーからも人気があるようです。また他のパワーストーンのエネルギーをまろやかにすると言われています。ヒーリング効果はとても高い石の一つです。
ゾイサイトの浄化・お手入れ
ゾイサイトは扱いは特に難しくありませんが湿気にはあまり強くありませんので、身に着けたあとはハンカチで汗をふきとったりする事をおすすめします。特におすすめの浄化方法はセージによる浄化です。セージによる浄化とは、天然ハーブのセージを燃やしその煙で20~30秒ほど燻します。煙で大事なアクセサリーが汚れないか心配になる方もいるかもしれませんが、その心配はありません。そのままお部屋の浄化もできますのでセージの煙をうまく利用してみてください。
セージ ◎
太陽光 〇
月光 ◎
浴水 〇
ゾイサイトまとめ
今回は様々な色があるパワーストーン、ゾイサイトをご紹介しました。あなたの好みのゾイサイトはありましたか?ルビーインゾイサイトとタンザナイトは見た目は全然違いますが、とても綺麗な色をしていますのでお部屋に原石を置くのもおススメです。通常のゾイサイトは周囲からの信頼を得たり、幸福感を高めたりと前向きなパワーをもたらしてくれるパワーストーンですので、何か不安や孤独感を感じている方には特におすすめです。是非一度ゾイサイトやタンザナイトを手に取って石が持つパワーを感じてみてください。