ゼオライトの豆知識天然石コラム
産地について
ゼオライトはインド・アメリカ・ブラジルなどで主に産出されます。
名前の由来について
ゼオライトの名前の由来は、ギリシャ語の zeo(沸騰)と lithos(石)を組み合わせて付けられています。なぜこのような意味がギリシャ語で名付けられているのかと言うと、ゼオライトは水とアルミノケイ酸塩骨格との結びつきが弱いことで、加熱すると沸騰しているように見えるそうです。その時、沸騰した石のように見えたことからゼオライトと名付けられたようです。この石を発見したのはスウェーデン出身の鉱物学者Cronstedtです。1756年にアイスランドの火山岩を調査中しているときに発見したと言われています。
ゼオライトの見た目と輝き
鉱物としてのゼオライトは白色・灰色・黄色,その他様々な色があります。アクセサリーに利用されるパワーストーンとしてのゼオライトは白色です。石自体はスポンジ構造の為、ツルっと光沢のある表面でなく触るとザラザラしていて他のパワーストーンに比べるとお世辞にも輝きがあるとは言えません。ただ素朴な石としての魅力は充分あるので好みが別れるところです。
どんな効果が期待できる石なの?
ゼオライトは強力な浄化作用があると言われています。そのため魔除けとして効果を期待してお守り代わりに身につける方もいるようです。また体内のエネルギーのメンテナンス効果があるとも言われていますので、なんだか体がシャキッとしないというお悩みをお持ちの方にも人気があります。
こんなアイテムに加工されています
ゼオライトはアクセサリーとしては、ブレスレットやネックレスとして加工され販売されています。ただゼオライトはアクセサリーとして利用されるよりも工業製品として利用されてことが多い鉱物です。ゼオライトは触媒・イオン交換材料・吸着材料・洗浄剤と4つの用途で使用されていますので具体的に紹介していきますね。
- 触媒:メタノールからガソリンを合成する際の触媒として利用されている。
- イオン交換材料:水の中のカルシウムイオンやマグネシウムイオンをナトリウムイオンと置きかえ水の硬度を下げたりする際に利用されている。
- 吸着材料:水・毒素・アンモニアなどを吸着させ環境を浄化させる際に利用されている。
- 洗浄剤:食品や体の洗剤として利用されている。
知らず知らずのうちに日常生活でゼオライトの浄化力のお世話になっていることが多いようです。生活の中でも浄化作用が豊富でよく利用されているゼオライトですが、パワーストーンの効果としても浄化作用があると言われるのも納得です。
ゼオライトの基本情報(原産地や石言葉など。)
和 名:沸石
色 彩:気泡がありザラザラした表面、無色・白色・灰色・黄色
原産地:インド・アメリカ・ブラジルなど
組 成:Ca[Al2Si3O10]・3H2O
硬 度:5~5.5
比 重:2.2
ゼオライトと組み合わせると良い石
ゼオライトと組み合わせると良いとされているパワーストーンをご紹介します。
- ホワイトオニキス:ネガティブなエネルギーを浄化し前向きにする
- セレナイト:精神力を高め心を守る
- ラリマー:コミュニケーション力を高め人間関係を向上させる
- ブルーレースアゲート:成功に導くアイデアを伝えてくれる
この他にもいろいろな石と組み合わせることができますので是非お試しください。
ゼオライトのヒーリング
ゼオライトには余分なエネルギーを排出し、クールダウンさせてくれるというヒーリング効果があると言われています。ついつい人に対して強い意見を言ってしまう方などには最適なパワーストーンです。またエネルギーの排出だけでなくエネルギーの調整も併せてしてくれると言われていますので、人から邪気をもらいやすいと感じる方にもおすすめです。体の中のエネルギーをバランスよく整えたい方はゼオライトが一番でしょう。
ゼオライトの浄化・お手入れ
ゼオライトは硬度が低いので、他の石とぶつけたり落としたりしてしまうと割れてしまう事があります。取り扱いには充分気を付けましょう。
セージ ◎
太陽光 〇
月光 〇
浴水 〇
ゼオライトまとめ
アクセサリーだけでなく様々な利用方法があるゼオライトですが、白色に線が入っているような見た目が落ち着いていてブレスレットやネックレスとして身に着けるのに最適なパワーストーンです。是非一度手に取ってパワーを感じてみてはいかがでしょうか?