ブラックサンストーンの豆知識天然石コラム
産地について
オレゴンサンストーンの産地は、アメリカのオレゴン州です。オレゴン州には多くの鉱山があり、その中でもポンデローサ鉱山、スペクトラム鉱山、ダストデビル鉱山にてオレゴンサンストーンの産出が確認されています。
オレゴン州でのみ見つかる限定的な石ですが、オレンジ色の粒子のような輝きが美しく、女性を中心に人気が高まっています。
そもそもサンストーンは、鉱物名ではなく石の通称名です。分類ではラブラドライトやムーンストーンと同じ、長石のフェルドスパーに当たります。
その中でも、アベンチュレッセンスというキラキラと粒子が輝いているような、光学効果を持ったものをサンストーンと呼びます。サンストーン自体は主に南インドで産出されているほか、ロシアやカナダなどの古くから存在する広大な地層がある国で見つかっています。
名前の由来について
オレゴンサンストーンの名前は、アメリカのオレゴン州でのみ産出されることが由来です。サンストーンの名前は、まるで太陽を閉じ込めたかのようにキラキラとした光沢が見られることから名付けられました。
和名ではオレゴン産日長石と呼ばれ、そのままオレゴンサンストーンを直訳した名前が使われています。
オレゴンサンストーンの見た目と輝きは?
オレゴンサンストーンは、オレンジ系のカラーを持った天然石です。
同じ長石であるムーンストーンは乳白色でしっとりとなめらかな光沢を持っていることに対して、オレゴンサンストーンは宝石の粒を閉じ込めたかのようなギラギラとした輝きが特徴です。
この粒子は自然銅片による発色で、光に当たる角度によって強い輝きを放つ独特の見た目をしています。破片はとても細かく、きめ細かい上品な輝きはとても美しく、まるでラメをたっぷりと閉じ込めたネイルのような繊細さがあります。
どんな効果が期待できる石なの?
オレゴンサンストーンは、太陽のようにポジティブなエネルギーを与えてくれると言われています。コンプレックスを抱えている方や、ついマイナス思考になりやすい方が身に着けることで、優しい光を照らして自信をもたらしてくれるのです。
また、オレゴンサンストーンには、リーダーシップをもたらすエネルギーも持っています。指導力や部下からの信頼性を高めて、リーダーとしての資質を発揮していけます。目標に対して悩まずにしっかりとメンバーを引き連れていけるため、人をまとめる立場の方のお守りにおすすめです。
オレゴンサンストーンのポジティブなエネルギーは、心の余裕と安定にもつながります。何事にも常にゆとりを持って対応できるため、心身が安定した状態で日々を送っていけることでしょう。
自然と負のエネルギーを跳ね除けて、良いエネルギーをどんどん取り込んでいけるため、全体運の上昇に役立ちます。
こんなアイテムに加工されています
オレゴンサンストーンは主にパワーストーンブレスレットに加工されています。オレゴン州の一部の鉱山でのみ産出されるため、そこまで流通量が多くないレアストーンに数えられています。
オレゴンサンストーンの繊細な輝きは、見ているだけで心を明るく健やかにしてくれます。
オレゴンサンストーンの基本情報(原産地や石言葉など。)
和 名:オレゴン産日長石
色 彩:黄色・グリーン・赤色・オレンジ色など
石言葉:繁栄・活性化
原産地:アメリカのオレゴン州
組 成:(Na,Ca)Al(Al,Si)Si2O8
硬 度:6.0~6.5
比 重:2.60
オレゴンサンストーンと組み合わせると良い石
アンデシンは「ポジティブなエネルギーを与える」
ルビーは「パートナーとの絆を深める」
ガーネットは「情熱的なやる気をもたらす」
ラブラドライトは「エネルギーを循環させる」
ムーンストーンは「心を落ち着ける」
オレゴンサンストーンのヒーリング
・気持ちを前向きに切り替える
・リーダーシップを発揮する
・心に余裕をもたらす
・困難に打ち勝つ
・エネルギーを活性化させる
・物事を継続する
・一族の繁栄をもたらす
・弱点をうまくカバーする
オレゴンサンストーンの浄化・お手入れ
オレゴンサンストーンは水に弱く、変質や変色の原因になるため取り扱いには十分注意しましょう。浄化の際は流水の使用を避けて、負担がかからない水晶クラスターや音叉がおすすめです。
また、太陽光による紫外線のダメージも変色の可能性があります。
クラスター 〇
セージ 〇
太陽光 ×
月光 〇
浴水 ×
オレゴンサンストーンのまとめ
オレゴンサンストーンは美しいオレンジ色のキラキラした光沢が印象的な天然石です。サンストーンの中でも産地が限定されているため、もし見かけることがあれば早めに入手することをおすすめします。
オレゴンサンストーンは持ち主の心を安定させて、ポジティブな方向へと切り替えてくれるお守りです。またリーダーシップの発揮を手助けするため、人をまとめる立場の方にもおすすめです。