降霊術とは?
降霊術は霊を降ろして、アドバイスやメッセージを受け取る方法です。降霊術ができる占い師は限られており、安全に霊を降ろして意見を聞くには専門的な知識と経験が必要です。
よくチャネリングなど、高次元とのつながりを持つ方法など、霊など目に見えないものと交信する占術は複数あります。その中でも降霊術は場合によっては危険な霊を降ろしたり、獣などの低級霊を降ろしたりする危険性もあります。
占い師は代々霊的な能力のある家系の生まれである方が多いですが、中には修行を積んで降霊術ができるようになった方もいます。
降霊術は霊とコミュニケーションをとる方法として、人の体に憑依させるスタイルもあります。そのため、専門家でなければ霊にそのままとり付かれるなど危険性も高い占術なのです。
霊からアドバイスをもらうことが開運や、人生の気づきにつながっていきます。
降霊術の歴史
降霊術の歴史はとても古く、日本ではあの有名な卑弥呼なども霊を降ろして、土地の発展や未来についてアドバイスをもらっていたと言われています。
霊能力がある占い師や霊能者、イタコなどは降霊術を扱っていることが多く、その土地を治めたり、権力者の付き人となって、高い地位に居たと言われています。
降霊術は「亡くなった家族とまた話したい」といった方の希望を叶える際にも使われています。日本ではいわゆるイタコのことで、ご先祖様や両親、恋人など、相談者が希望する霊を降ろして会話できると言われています。
降霊術の種類
降霊術はオカルトや超能力の1つだと考える方もいますが、霊を降ろしてアドバイスを受け取る占術です。
そのため、降霊術にも向き不向きがあり、得たい情報が得られない可能性もあります。
降霊術を依頼するにあたって、どんなことなら占えるのか、その種類を解説します。
悩みに対するアドバイス
降霊術は精霊や故人など、高次元のものから身近だった家族からアドバイスを受け取る占術です。
そのため、相談者本人では気づいていないような、問題解決の糸口を伝えてもらえたり、より良い未来へ進むためのアドバイスをもらえたりします。
ただし、あくまでもアドバイスであり、メッセージを受け取ったあとに行動や考えを変えなければ、問題の解決にはつながりません。
どう行動するかが大切で、たとえば片思いの相手との関係を深めたいのなら、アドバイスをもらった行動を自分から起こす必要があるのです。
うまくアプローチできなければ、いくら降霊術でアドバイスをもらっても未来は変わらないという結果も起こり得ます。
降霊術は魔法ではなく、あくまでも人生の先輩や高次の存在から、人生を豊かにしていくための意見を聞く方法として考えましょう。
特定の霊を呼び寄せる
降霊術のもう1つの目的は、話したい特定の霊を呼び寄せる方法です。
相談者がコミュニケーションをとりたい霊を降ろす方法で、たとえば友人や亡くなった祖父母など、もう一度会話したいといった願いを叶えられるのです。
このように、特定の霊を降ろす方法はむずかしく、霊能力が高いイタコや霊能力者のみができる方法です。
また、場合によってはタロットカードなどを通じて、特定の霊からメッセージを受け取ることが可能な占い師なども存在します。
降霊術のやり方
降霊術のやり方は、その人によって異なります。
霊とのコミュニケーションをとる方法は霊能力者やイタコなどによってルールがあり、自分の体に憑依させて話をする方法もあれば、受けとったメッセージを筆記して伝えるなどさまざまです。
気を付けたいのは、降霊術をむやみに自分で行ってはいけない点です。降霊術はこっくりさんなど、さまざまな形があり、やろうと思えば誰でも気軽に実行できます。
しかし、降霊術は霊にとり付かれる危険性があり、過去にこっくりさんを行った生徒が体調不良を起こすなど、トラブルになった例があります。霊能力者は霊を降ろすと同時に、きちんととり付かれないように管理する能力があります。
そのため、降霊術を調べて自分だけで実施することは控えましょう。
降霊術のまとめ
降霊術は危険が伴う占術です。中には詐欺目的の占い師もおり、料金の安さなどで気軽に選んでしまうとだまされる危険性があります。
そのため、降霊術を安全に行うためにベテランの占い師を探すことが大切です。また、自分で降霊術を行うことも危険性が高く、霊を呼び寄せる原因です。必ず鑑定歴が豊富な占い師や、霊能力者、イタコなどに依頼しましょう。