トロレアイト（トロール石）とは？産地・硬度と天然石の特徴

バイヤー山本

トロレアイトという天然石をご存知ですか？リン酸塩鉱物の一種で、美しい水色と白色のコントラストが特徴の天然石です。発見から比較的新しい天然石ですが、産地が限定的なのでレアな石として知られています。この記事ではトロレアイトの産地や、名前の由来、見た目の特徴をご紹介します。トロレアイトならではのヒーリングも解説しますので、ぜひ最後までお読みください。

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トロレアイト（トロール石）の豆知識天然石コラム

産地について

トロレアイト（トロール石）の産地は、ブラジルのミナスジェライス州です。スウェーデンの鉱物学者によって1868年に発見されました。ヒーリングストーンとして注目されるようになったのは近年のことで、まだ解明されていないことも多いミステリアスな石です。

ミナスジェライス州と言えば、水晶の産地としても有名です。高品質で大型の水晶クラスターが見つかることも多く、日本にも多くのミナスジェライス州の水晶が流通しています。トロレアイトは水晶に内包されたものも多く、トロレアイトインクォーツの名前で販売されています。

名前の由来について

トロレアイトは和名でトロール石と言い、北欧では「妖精」を意味するトロールが語源です。まるで妖精のように鮮やかな水色が優しくかわいらしい見た目が由来です。

そしてトロレアイトは英語でlazuliteと書きます。ラピスラズリの主成分である、ラズライト（lazurite）とスペルがとても似ていますが、この2つは全く別の天然石です。

ラズライトは藍色などの深い青色が特徴ですが、トロレアイトは透明感のあるグレーと鮮やかな水色のコントラストが美しい天然石です。水色とグレーが入っており、見た目を比較すると全く別物であることがわかります。

トロレアイト（トロール石）の見た目と輝きは？

トロレアイトの特徴は、鮮やかな水色と半透明のグレー、白色の内包物の3色で構成されています。水色とグレーの比率は石によって違いがあります。

2色が完全に分かれたツートンの見た目もあれば、水色とグレーが斑点状になったトロレアイトもあります。

内包物が多く、傷や内部のクラックが入っている状態もめずらしくありません。このクラックなどの風合いも、トロレアイトの魅力の1つと言えるでしょう。

どんな効果が期待できる石なの？

トロレアイトは思考をクリアにして、洞察力や記憶力、集中力を高めるサポートをしてくれます。勉強や仕事で集中したい時に、トロレアイトをそばに置いておくことで、作業が捗ることでしょう。

たとえば受験勉強や論文を仕上げたい学生さんにもおすすめのお守りです。また、トロレアイトはコミュニケーション能力を高めて、周囲との人間関係を整えるパワーストーンでもあります。

人間関係に悩んでいる方や、進学就職などで新しい環境に変わる方のお守りにも適した天然石ですよ。

こんなアイテムに加工されています

トロレアイトは硬質で加工しやすい天然石です。原石結晶そのままよりも、彫刻品や装飾品のパーツとして加工されたものが多く流通しています。

ハート型やドロップ型などのさまざまな形にカットされており、かわいらしいアクセサリーが多く販売されています。同じトロレアイトでも、色のバランスによって違った印象が生まれます。

特に水色の比率が高いトロレアイトは、見た目の美しさから、値段はやや高めに設定されています。

トロレアイト（トロール石）の基本情報（原産地や石言葉など。）

トロレアイト（トロール石）と組み合わせると良い石

トロレアイト（トロール石）のヒーリング

トロレアイト（トロール石）の浄化・お手入れ

トロレアイト（トロール石）のまとめ

トロレアイトは水色と白、グレーの色のバランスがかわいらしく、オシャレな天然石です。

その特徴的な見た目から女性人気が高く、ブレスレットなどのアクセサリーのほか、インテリア用の彫刻品も多く販売されています。

好きな色合いとデザインのトロレアイトを見つけて、勉強や仕事のお守りとして身に着けてみてはいかがでしょうか。