ミルキーインカローズの豆知識天然石コラム
産地について
ミルキーインカローズの主な産地は、アルゼンチンやペルー、アフガニスタンなどが有名です。また、日本では北海道、秋田県、青森県の一部地域でも産出が確認されています。
インカローズの中でも、淡いピンク色のものがミルキーインカローズと呼ばれています。日本で採掘されるインカローズは、淡いピンク色のものが多くミルキーインカローズとして流通しています。
ちなみにペルー産は赤褐色系のインカローズ、アルゼンチン酸は鮮やかなピンク色のインカローズが主に採掘されています。
名前の由来について
インカローズは正式名称を「ロードクロサイト」と言います。
ギリシャ語で「ロード=薔薇」「クロス=色」という意味の単語を組み合わせた名前です。その名前のとおり、薔薇のような色をした天然石であることからロードクロサイトと名付けられました。
しかし、日本ではインカローズという名前が浸透しています。このインカローズという名前は、古代インカ帝国が栄えたアンデス山脈で採掘されていたことが由来です。
ミルキーインカローズの見た目と輝きは?
ミルキーインカローズは、透明感が少なく赤色やピンクに白色を混ぜたような色合いをしています。優しく温かみのあるカラーで、女性人気が非常に高い石です。
ゴールドカラーとも相性が良いため、リングやネックレスといった宝飾品にも多く使われています。ただし、インカローズは硬度が低く、ちょっとした衝撃でも傷がついてしまいます。
透明度が高いミルキーインカローズだと、傷が目立ちやすいため取り扱いには十分注意しましょう。
どんな効果が期待できる石なの?
ミルキーインカローズは女性性を開花させる天然石です。女性としての魅力や色気を高め、恋愛運や結婚運の上昇をサポートしてくれます。
また持ち主の美意識自体を高めてくれるため、美容意識を高めていきたい方のお守りにおすすめです。ほかにも女性に多い冷え性などをやわらげるヒーリングストーンとも言われています。
女性に役立つヒーリングストーンだけでなく、アクセサリーとしての美しさも備えています。
こんなアイテムに加工されています
ミルキーインカローズはブレスレットやリング、ペンダントトップなどに加工されています。
ほかの赤色や赤褐色などの濃い色のインカローズとも相性が良く、2つを組み合わせたツートンカラーのアクセサリーも人気です。表面に傷がつきやすい性質から、石によっては表面保護のために樹脂コーティングを施した商品もあります。
加工前とくらべてやや光沢が目立つ仕上がりなので、無加工のミルキーインカローズをお探しの方は注意しましょう。
ミルキーインカローズの基本情報(原産地や石言葉など。)
和 名:菱マンガン鉱
色 彩:ピンク・薄ピンク
石言葉:美意識・バラ色の人生
原産地:アルゼンチン・ペルー・日本(北海道・秋田県・青森県)
組 成:MnCO3
硬 度:3.5~4.0
比 重:3.4~3.7
ミルキーインカローズと組み合わせると良い石
ローズクォーツは「自信を取り戻す」
アクアマリンは「夫婦の関係を円満にする」
ミルキークォーツは「トラウマを浄化する」
ラブラドライトは「恋愛運を向上させる」
ラリマーは「周囲の人々との関係を深めて信頼を築く」
アパタイトは「夫婦や恋人との関係を長続きさせる」
オブシディアンは「疎遠になった相手や恋人と仲直りさせる」
ミルキーインカローズのヒーリング
・持ち主に新しい出会いをもたらす
・気力を高めて夢に向けて動くサポートをする
・恋人や夫婦間のマンネリを解消する
・過去のトラウマを癒して前進させる
・ソウルメイトとの出会いを引き寄せる
・持ち主の魅力や個性を引き出す
・新しいチャンスをもたらす
・人生に楽しさや希望を与える
ミルキーインカローズの浄化・お手入れ
ミルキーインカローズは紫外線に弱く、長時間太陽光に当てていると変色してしまいます。また、水による洗浄も変質や変色の原因になるため控えましょう。
浄化する際は、水晶クラスターやセージの煙、月光浴などがおすすめです。
ミルキーインカローズは外部に向けてエネルギーを放出する石なので、こまめに浄化してエネルギーをチャージしましょう。たとえば月が出ている日の夜は、月光が入る窓辺に置いたり、元気がない時は水晶クラスターのそばに置いたりして、プラスのエネルギーを与えてください。
クラスター 〇
セージ 〇
太陽光 ×
月光 〇
浴水 ×
ミルキーインカローズのまとめ
ミルキーインカローズは、ピンクの色合いがかわいらしい天然石です。潜在的な女性の美意識を高めて、魅力や色気アップをサポートしてくれます。
また、生きる勇気やエネルギーを授けてくれるポジティブな石でもあります。忙しくて疲れがなかなかとれない方や、前向きになりたい方のお守りにもおすすめです。