翡翠(ジェイド)の豆知識天然石コラム
翡翠(ジェイド)の主な産地について
翡翠は、〈硬玉〉と〈軟玉〉の2種類に分類されます。こちらはあとで詳しくご説明させていただきます。〈硬玉〉の主な産出国は、日本、アメリカ(カリフォルニア州)、ミャンマー、ロシアなどです。〈軟玉〉の主な産出国は、中国(ホータン地区)、ニュージーランド、アメリカ(ワイオミング州)などです。実は日本には、新潟県の糸魚川市に糸魚川海岸 別名:〈ヒスイ海岸〉とも呼ばれる、翡翠の原石を拾うことができるスポットが存在します。翡翠の原石を探しに一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
※一部抜粋
名前の由来について
古来では翡翠(ジェイド)は〈ジェダイト(硬玉)〉と〈ネフライト(軟玉)〉の2種類に分類されていました。現代では科学の進歩により、〈軟玉〉と比べて希少性、輝き、耐久度も高い〈硬玉〉が一般的に「本ヒスイ」と呼ばれており、今ではこの2種類の鉱物は全く別の石として認知されています。また、英名であるジェイド(Jadeite)は〈ジェダイト(硬玉)〉とそのまま直訳することができます。
翡翠(ジェイド)の見た目と輝き
翡翠の色といえばグリーンをイメージする方が多いかと思われますが、実は翡翠には、ホワイト、ブルー、パープル、ブラックなどの様々な色のモノが存在します。実は元の色はホワイトであり、様々な不純物(クロムや鉄やチタン)が含有され、色を発色します。中でもグリーンで透明度が高く、色のムラが少ないモノは〈琅玕(ロウカン)〉と呼ばれ、非常に美しい輝きを放ち、高品質な翡翠として高値で取引されています。
翡翠(ジェイド)の基本情報(原産地や石言葉など。)
和 名:翡翠輝石(ひすいきせき)
色 彩:クリア、ホワイト、ブルー、パープル、ブラックなど
誕生石:5月
石言葉:忍耐、調和、飛躍、福徳、福財、幸運など
原産地:硬玉:日本、アメリカ(カリフォルニア州)、ミャンマー、ロシアなど
軟玉:中国(ホータン地区)、ニュージーランド、アメリカ(ワイオミング州)など
結晶系:単斜晶系
組 成:NaAl[Si2O6] 硬 度:6.5~7.0
比 重:3.25~3.36
翡翠(ジェイド)のヒーリング
- ネガティブなエネルギーを浄化し、心身共に健康的になる
- 邪気を払い幸運を引き寄せる
- 人徳を得て、リーダーシップを発揮出来るようになる
- エネルギーのバランスを調整する
- 友人、恋人との関係がより親密になる
- 思考が落ち着き、冷静に物事を判断し決断できるようになる
古来から翡翠は、魔除けや厄除け、魂の浄化などを行うことができる石だと考えられてきました。現在でも仕事運や恋愛運、健康運などに関しても万能なパワーを持ち合わせているとして絶大な人気がある石でもあります。
翡翠(ジェイド)と組み合わせると良い石
- ルチルクォーツ:物事の本質を見抜く力や、行動力、活動力を向上させ、理想の自分を実現させる
- カーネリアン:人生で行き詰まっている時、自分の信じる正しい方向へ進むことを後押ししてくれる
- スギライト:不幸なできごとを避け、身体的にも精神的にも健康になる
守護石として非常に強い浄化パワーを持つ翡翠は、他にも様々な石と組み合わせることができます。
翡翠(ジェイド)の浄化・お手入れ
翡翠は〈ヒスイ輝石〉という結晶が集まり結合してできた石です。なので目に見えない隙間が存在しており塩で浄化をすると、塩分が隙間に浸透し石の劣化を促進させる原因となるので避けたほうが良いでしょう。アクセサリーとして着用した際に付着した汗は必ずふき取るようにしましょう。強い太陽光を用いた浄化は、翡翠の色を変色させる恐れがありますので、もし行う場合は短時間で浄化を行うことが望ましいです。水晶クラスターや、月光浴、水、セージ(煙)を使った浄化がおススメです。
セージ ◎
太陽光 △
月光 ◎
塩 ×
浴水 ◎
翡翠(ジェイド)まとめ
古来から不老不死伝説などの言い伝えを持ち、魔法の石や復活の石とも呼ばれ、人々に愛されてきた翡翠をご紹介させていただきました。是非、運気を上昇させる万能パワーを持ったこのパワーストーンを手に取ってパワーを感じてみてください。