ジンカイトの豆知識天然石コラム
産地について
ジンカイトの産地は、アメリカ合衆国のニュージャージー州にあるフランクリン鉱山や、ナミビアのツメブ鉱山が有名です。
他にも、ドイツ、イタリア、ポーランド、ユーゴなど複数の産地がありますが、カットできるほどの大きいジンカイトはニュージャージー州のフランクリン鉱山でしか現在見つかっていません。また、他のパワーストーンに比べると産地が限られており、天然物を手に入れることが非常に難しく希少価値の高い石です。
さらにフランクリン鉱山は1988年で閉山となっているため、現在新品のジンカイトを入れることはコレクターでも難しいでしょう。
市場で手に入るジンカイトの多くは、完全な天然石ではなく半人工石であることがほとんどです。
名前の由来について
ジンカイトの名前の由来は、石の主成分となる「亜鉛」を意味するZinc(じんく)から由来しています。
和名は「紅亜鉛鉱(べにあえんこう)」という名を持ち、市場でよく出回っている半人工石のジンカイトは「ポリッシュ・ジンカイト」と呼ばれることがあります。
ジンカイトの見た目と輝きは?
ジンカイトの見た目は赤色〜オレンジ色で、燃え上がる炎を連想させます。
石にマンガンが含有されることによって赤系の発色になると言われ、他にも無色透明や黄色、黄緑に近い色合いのジンカイトが存在します。
どんな効果が期待できる石なの?
ジンカイトには失ってしまった活力を取りもどす効果があります。
個性や創造性を高めるので、芸術家・アーティスト・音楽家など、クリエイティブな職業や目指す人、夢を追っている人などにおすすめです。疲れてしまった時や目標を見失った時、心の内側にある気持ちを再び燃え上がらせ、もう一度向き合う手助けをしてくれるでしょう。
ネガティブな気持ちをポジティブにさせるため、日々なんとなく落ち込みがちな人が身につけることで気持ちが前向きになることを実感できます。人間関係のトラブルを改善し、円満に導く効果もあります。
さらに、体内細胞の活性効果もあります。特に女性は子宮や生殖器などの活性化によって、女性特有の疲れや体の不調にも効果が感じやすいです。
エネルギーの強い石なので、手に乗せる・触れるなどの動作で他のパワーストーンとは違った感覚を感じとることができます。
こんなアイテムに加工されています
ジンカイトはネックレス、ペンダントトップ、指輪、イヤリングなどのアクセサリー加工がされています。
しかし、前述の通り天然のジンカイトは手に入れるのが難しい石です。半人工石を理解して買うことは問題ありませんが、販売元がよくわからない場所でのアクセサリーやジンカイトと見た目が近しいだけの商品には注意が必要です。
また、割れやすい性質があるため、アクセサリーの取り扱いには十分に注意しましょう。
ジンカイトの基本情報(原産地や石言葉など。)
和 名:紅亜鉛鉱(べにあえんこう)
色 彩:赤色〜オレンジ色
石言葉:活力、想い、情熱、復活、
原産地:ドイツ、イタリア、ポーランド、アメリカ、ユーゴなど
組 成:ZnO
硬 度:4~4.5
比 重:5.68
ジンカイトと組み合わせると良い石
・ローズクォーツは「持ち主を魅力を引き出し、活力を高める」
・ペリドットは「心をポジティブに導き、願望達成のパワーを強める」
・ルビーは「感性を研ぎ澄ませ、持ち主を癒す」
・クォーツは「ヒーリング効果を高め、創造性を高める」
ジンカイトのヒーリング
・直感力を高める
・想像力を豊かにする
・人間関係を良好にする
・復活の象徴
・本来の気力を取り戻す
・トラブルや悪運を遠ざける
・思考をポジティブにする
・活力を取り戻す
・進むべき方向へ導く
ジンカイトの浄化・お手入れ
クラスター ◎
セージ ◎
太陽光 ×
月光 ◎
浴水 ×
ジンカイトのまとめ
ジンカイトは芸術家・アーティスト・仕事を頑張る人など、幅広い人に活力を与えてくれる石です。
残念ながら天然石を手に入れることは大変難しいですが、半人工石であるからといって全く効果のない石というわけではありません。
どうしても欲しいという人は天然石だけにこだわらなくとも、見た目の美しさや自分とのエネルギーの相性を確かめながら、ポリッシュ・ジンカイト(半人工石)を手に入れることも検討してみてください。