リューコガーネット(ホワイトガーネット)とは？産地・硬度と天然石の特徴

バイヤー山本

リューコガーネットという天然石をご存知ですか？リューコガーネットは無色透明のグロッシュラーガーネットの流通名です。色素がないことから「カラーレスガーネット」や「ホワイトガーネット」とも呼ばれます。リューコガーネットは決断力と実行力を養うと同時に、癒しをもたらす石として人生を好転させるお守りになってくれます。この記事ではリューコーガーネットの産地やおすすめの組み合わせ、浄化方法をご説明します。ぜひ最後までお読みください。

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リューコガーネットの豆知識天然石コラム

産地について

リューコガーネットはグロッシュラーガーネットの一種です。

グロッシュラーガーネットは緑や黄緑、黄色などのカラーが有名ですが、リューコガーネットはガラスのように無色透明です。タンザニアのメレラニ、ミャンマー、マリ共和国全域で産出されています。

産地が限定的なうえ、1カラット以上の大きなサイズが見つかることはほとんどありません。

リューコガーネットが採れるマリ共和国は、黄緑や黄色が美しいマリガーネットの産出国としても有名です。めずらしい色のガーネットが産出される地として、古くから注目されています。

名前の由来について

リューコガーネットの「リューコ」は、ギリシャ語で「白い」という意味を持つ「リューコス（Leukos）」が名前の由来です。透明な見た目で色がない＝白というイメージから、リューコガーネットと呼ばれるようになりました。

また、色がない天然石として「カラーレスガーネット」、もしくは「ホワイトガーネット」と呼ばれることもあります。これらは正式な宝石名ではないため、鑑別書にはリューコガーネットではなく、グロッシュラーガーネットと記載されています。

リューコガーネットの見た目と輝きは？

リューコガーネットはケイ酸塩鉱物でカルシウムが含まれるウグランダイトに属する天然石で、その中でもグロッシュラーガーネットに該当します。

グロッシュラーガーネットは黄色や緑、黄緑などのカラーが中心で、リューコガーネットもよく見るとほんのり黄色や緑色の色彩を確認できます。

そのため色がほとんど見えない無色透明なリューコガーネットほど希少で高値がつけられます。

さらに、リューコガーネットの中には、UVを照射することで蛍光カラーに光る特性を持つものもあります。

どんな効果が期待できる石なの？

リューコガーネットは、決断力と実行力をもたらす天然石です。前向きな感情を養うと同時に、前に進む力が生まれるので目標達成に向けてサポートしてくれますよ。

また、肉体と精神を落ち着けるヒーリングストーンとしても人気です。無色透明のシンプルな見た目とガーネットならではの強い光沢は非常に美しく、多くの鉱石コレクターを魅了し続けています。

こんなアイテムに加工されています

リューコガーネットは、1カラット未満のサイズが主なので日本ではそのまま原石が販売されています。

一部のリューコーガネットを指輪などに加工することもありますが、宝石レベルの高品質なものは希少です。

ちなみに紫外線のUVによって蛍光に発色するものと、変色効果がないリューコガーネットはどちらも宝石的価値は変わりません。蛍光発色するリューコガーネットは、通常のものよりもさらにレアなので、見かけた際は早めに入手することをおすすめします。

リューコガーネットの基本情報（原産地や石言葉など。）

リューコガーネットと組み合わせると良い石

リューコガーネットのヒーリング

リューコガーネットの浄化・お手入れ

リューコガーネットのまとめ

リューコガーネットは無色透明な見た目が個性的なガーネットです。

インクルージョンがほとんど見えず、透明度が高いものほど高値がつけられています。リューコガーネットは癒しをもたらし、持ち主と周囲の人々との関係を深めてくれるとも言われています。

一般的なカラーガーネットとは違ったものを身に着けたい方や、大切な恋人やパートナーへのプレゼントとしてもおすすめですよ。