テクタイトとは？産地・硬度と天然石の特徴

バイヤー山本

テクタイトという天然石をご存知ですか？地層で育まれた石ではなく、隕石が衝突した際に周辺の砂や石が冷えて固まったクリスタルです。特殊な成り立ちから未だに全貌が解明されておらず、神秘のパワーストーンです。テクタイトは宇宙的な意識と繋がり、魂やカルマの浄化に役立つと考えられています。そんなテクタイトの産地や特徴、名前の由来などを解説しますので最後までお読みください。

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テクタイトの豆知識天然石コラム

産地について

主な産地は中国の海南島で、黒褐色の見た目をしています。また、チェコのボヘミア地方で産出される緑色のテクタイトは、モルダバイトと呼ばれています。

さらにドイツのネルトリンゲンという街が形成されている直径24㎞のリース・クレーターからも、白っぽい見た目をしたテクタイト（モルダバイト）が産出されています。

テクタイトは宇宙からやってきた隕石と衝突した際に、地表の石や砂が急激に冷えて固まったガラスと考えられています。隕石と衝突したときにできるクレーターは、大きいものになると数十kmにも及びます。

クレーターの場所にあった砂や石と合わさって生まれるので、産地によって色や見た目の風合いに違いがあります。主な産地は中国の海南島で、黒褐色の見た目をしています。

また、チェコのボヘミア地方で産出される緑色のテクタイトは、モルダバイトと呼ばれています。さらにドイツのネルトリンゲンという街が形成されている直径24㎞のリース・クレーターからも、白っぽい見た目をしたテクタイト（モルダバイト）が産出されています。

名前の由来について

テクタイトはギリシャ語で「溶けた」を意味する「tektos（テクトス）」が語源と考えられています。これは隕石の衝突の際に生まれた熱量と衝撃によって、石や砂が融解してできたテクタイトの成り立ちを現した言葉です。

その地域の砂と石だけでなく、宇宙からやってきた隕石の成分も混ざり合っています。つまり隕石が落ちたエリアでのみ採掘される、非常に貴重な天然石なのです。

テクタイトの見た目と輝きは？

テクタイトの色は地域によって違いがあります。一般的には黒褐色が有名で、原石の表面には隕石衝突で融解した成分が再び固まった独特の模様があります。

この原石の表面にある凹凸模様は「ディンブル」と呼ばれており、テクタイトの最も大きな特徴です。急激に冷えて成分が固まったときの形状しだいで、ディンブルの模様にも個性が生まれます。

たとえばしずくのように細長い流線型や、円柱形で両端がとがった紡錘状などが代表的です。ほかにも花びらのように広がった形、ボタン状に広がったテクタイトも存在します。

アクセサリーには、このテクタイトならではのディンブル模様を残したブレスレットやペンダントトップが多く販売されています。

どんな効果が期待できる石なの？

テクタイトは宇宙とのつながりが強い天然石と考えられています。宇宙からのメッセージを受け取り、自身の前世からのカルマを浄化して、魂本来の目的へ向けて人生を歩んでいけます。

また潜在意識に働きかけて、解決すべき問題へと取り組むサポートになります。人生の行先に悩む方、現状に満足できていない方に「気付き」をもたらしてくれるでしょう。

体内に溜まった毒素を追い出すデトックスのパワーストーンでもあるので、心身の不調を改善し健康的な日々を過ごしたい方におすすめですよ。

こんなアイテムに加工されています

テクタイトは原石そのままの状態で、ネックレストップとして販売されています。また、丸く研磨されてパワーストーンブレスレットなどに加工したテクタイトも人気です。

テクタイトは黒褐色の他に、白を基調としたものなど個性的なカラーリングが楽しめます。クォーツといった複数の天然石と組み合わせたデザインのアクセサリーも、美しく人気が高いです。

テクタイトの基本情報（原産地や石言葉など。）

テクタイトと組み合わせると良い石

テクタイトのヒーリング

テクタイトの浄化・お手入れ

テクタイトのまとめ

テクタイトは隕石によって生まれた不思議な石です。その正体は完全に解明されていないものの、宇宙とのつながりが深いパワーストーンとして注目されています。

今とは違った自分になりたい方、マイナスな現状をプラスに変えていきたい方におすすめです。より良い人生に向けての道しるべとなってくれることでしょう。

シンプルな見た目なので、ファッションアイテムとして身につけやすい天然石でもありますよ。お気に入りのテクタイトで、毎日の生活に宇宙のエネルギーを取り入れてみてはいかがでしょうか。