スピネルは産出される場所は、ミャンマー・タジキスタン・マダガスカル・タンザニアなど様々です。特に有名な産地はミャンマーです。最近ではタンザニアのトゥンドゥル鉱山からも大量に産出され注目されています。 スピネルの石の結晶は先端部分が鋭く尖っています。その尖っている点をラテン語のspina(刺)と関連付けスピネルと名付けられた言われています。この結晶が母岩から小さい刺のように顔をだす事からもspina(刺)を連想させます。 スピネルは名前の由来から何か尖った石なの?と思われるかもしれませんが見た目はサファイヤやルビーなどのコランダム系の石と見分けが付けられないほど外観は似ています。そんなルビーと見た目がそっくりなスピネルですが、ルビーと見た目が似ていることを象徴する面白いエピソードがありますのでご紹介します。宝石業界では有名な話で「黒太子のルビー」という宝石があります。黒太子とは14世紀のイギリス王室のエドワード皇太子のことです。この黒太子がペドロ(カスティーリャの王)が国を追われ助けを求められた際に助けたお礼として送られたのがこの黒太子のルビーです。しかしルビーと言われていたこの石は実はスピネルだったそうです。余談ですがこの黒太子のルビーはイギリス王室の王冠に今でもついています。 スピネルの輝きはルビー同様、ガラスのような光沢です。色はピンク色・赤・ブルー・紫・黒など様々な色があります。最近では人工的に作られたスピネルも出回っているようなので、天然ものにこだわりがある方はしっかりと確認してから購入しましょう。 スピネルの持つパワーをご紹介します。 スピネルは色によって効果やパワーが変わると言われています。色別の効果もご紹介します。 スピネルはネックレス・ブレスレット・イヤリング・指輪など様々なアクセサリーに加工されています。またアクセサリー以外には原石としても販売されています。スピネルの中でも特に高価な石は赤色のレッドスピネルです。変わり種で希少価値が高いものでカラーチェンジするスピネルもあります。カラーチェンジとは太陽の下では青っぽいスピネルが蝋燭の光の下では紫色になります。とても神秘的なスピネルなので非常に人気が高いです。 この他にも相性の良い石がありますので、様々な組み合わせが楽しめそうです。 ・生命力の向上 スピネルは扱いは特に難しくなく、どのような方法で浄化しても問題ありません。 クラスター ◎ ルビーの偽物として揶揄されることもあったスピネルですが、最近では価値を高め非常に人気が出てきています。何かとストレスの多い現代社会ですがブレスレットなどでスピネルを身に着けることで周りの悪意や邪気をブロックし、物事を継続する根気を身に着けることで本来の自分のパワーを活かすことができる環境を築くことができます。特に飽き性で仕事やダイエットなどが続かない三日坊主タイプの方にはおすすめのパワーストーンです。スピネルの豆知識天然石コラム
産地について
名前の由来について
スピネルの見た目と輝き
どんな効果が期待できる石なの?
こんなアイテムに加工されています
スピネルの基本情報(原産地や石言葉など。)
和 名:尖晶石(せんしょうせき)
色 彩:黒色・紫色・青色・褐色・ピンク色・赤色・無色
原産地:スリランカ・ミャンマー
組 成:MgAI₂O₄
硬 度:7.5~8
比 重:3.55~4.12スピネルと組み合わせると良い石
・カーネリアン:力強い気持ちの獲得
・レモンクォーツ:心身の癒やし
・ジェット:厄除け
・ルチルクォーツ:金運向上スピネルのヒーリング
・目標の達成
・恋愛に対して前向きになれる
・思いどおりの自分になる
・自我のコントロール
・勝利を呼び込むスピネルの浄化・お手入れ
セージ ◎
太陽光 ◎
月光 ◎
浴水 ◎スピネルまとめ
バイヤー山本
スピネルというパワーストーンはご存知ですか?この石はルビーに似ていて以前はルビーの偽物と言われることがありましたが、今では石としての価値も上がり非常に人気が高まっています。鉱物としてはルビーとまったくの別物なので、ルビーと一味違ったパワーストーンを身に付けたい方にはおススメな石です。今回はあまり知られていないスピネルの魅力・パワー・エピソードについてご紹介していきます。
英 名:Spinel
・クリソコラ:本来の生活リズムに調整