スフェーンの豆知識天然石コラム
産地について
スフェーンの産地についてご紹介します。スフェーンはパキスタン・イタリア・ロシア・スイス・ノルウェー・ブラジル・マダガスカル・オーストラリア・カナダ・アメリカなど様々な地域で産出されています。特に有名な産出地としては、ブラジルとマダガスカルです。
名前の由来について
スフェーンという名前はギリシャ語で楔(くさび)を表す単語「sphenos」が由来となっています。楔とは「楔を打ち込む」などの言葉の通り三角錐の尖ったものがイメージされます。このスフェーンの結晶の形がまさに楔のような形状をしていることが名前の由来のようです。また別名「チタナイト」と呼ばれ、この別名の由来は、スフェーンがチタンを多く含有してることから付けられています。宝石としてはスフェーン、鉱物してはチタナイトと呼ばれています。
スフェーンの見た目と輝き
スフェーンはグリーンやイエローの系の色味を持つパワーストーンです。スフェーンの素晴らしい特徴は光を当てるとダイヤモンドのように虹色に輝くということです。この虹色に輝くことはファイヤと呼ばれていて、グリーン系の石が虹色に煌きとても幻想的な輝きを放ちます。ファイヤの輝きは太陽光にあてる事で表れ、万華鏡を覗いているような感覚になるでしょう。スフェーンは太陽光を当てるとダイヤモンドよりキラキラ輝いていると最近では言われています。
どんな効果が期待できる石なの?
スフェーンにはいくつかの期待できる効果がありますのでご紹介します。
- 不安感からの解放
- プライドの回復
- 魅力UP
- 最高なパートナーを見つける
- 才能の開花
こんなアイテムに加工されています
スフェーンの硬度は5.0~5.5です。ガラスが硬度7なのでスフェーンは割れやすい石と言えるでしょう。ガラスより硬度が低いという事は例えばガラスの板にスフェーンを落としたら割れる可能性があるという事です。そんな硬度の低いスフェーンですが、輝きがとても美しいため様々なジュエリーに加工されています。主に指輪・ブレスレット・イヤリング・チャーム・ネックレスなどに加工され販売されています。ただジュエリーとしては硬度が低いので傷つかないように注意しながら身に着ける必要があります。またジュエリーだけではなく細かく砕いたものは顔料の原料として利用されています。
スフェーンの基本情報(原産地や石言葉など。)
和 名:楔石(くさびいし)
色 彩:黄色・緑色・赤色・褐色・灰色
原産地:パキスタン・イタリア・ロシア・スイス・ノルウェー・ブラジル・マダガスカル・オーストラリア・カナダ・アメリカ
組 成:CaTi[O|SiO₄] 硬 度:5~5.5
比 重:3.52~3.54
スフェーンと組み合わせると良い石
スフェーンと相性の良い石をご紹介します。
- セラフィナイト:深い安心感
- アイオライト:感性を研ぎ澄ます
- ローズクォーツ:恋愛運UP
この他にも様々な石と相性が良いのであなたのお好みでブレスレットなどで組み合わせを楽しみましょう。
スフェーンのヒーリング
スフェーンには、傷ついた心を癒やすヒーリング効果があると言われています。
スフェーンの浄化・お手入れ
セージ ◎
太陽光 ◎
月光 ◎
浴水 ◎
身に着けた後は柔らかい布で拭きとる事をおすすめします。
スフェーンのまとめ
今回はあまりメジャーではないパワーストーンのスフェーンについてご紹介しましたがいかがでしたか?本来持っているあなたの才能を開花して成功に導いてくれたり、自身を持たせ魅力をアップしてくれるパワーストーン。そんな石のパワーも魅力的ですがジュエリーとしてもとても美しく魅力的です。何かひとつパワーストーンを身に着け、ご自身の潜在能力を最大限に発揮したいと思われるようでしたらスフェーンはおすすめです。