プレシャスオパールの豆知識天然石コラム
産地について
プレシャスオパールの産地はインドネシア、メキシコ、ブラジル、アメリカ、オーストラリアなど世界各地で採取がされています。
オーストラリアのニューサウスウェールズ州にあるライトニング・リッチは上質のブラックオパールが採取できる中心地とされていて、有名なオパールの産地となっています。さらに、同じくオーストラリアのクイーンズランド州で採取されるプレシャスオパールは、他の産地に比べて遊色効果が高く明るい輝きを放っているため、価値の高いオパールとして重宝されています。
名前の由来について
オパールの名前の由来は、古代インドのサンスクリット語で「ウパラ」という、貴重な石を表す言葉が語源となっています。その後、ギリシャ語で色の変化を見るという意味合いの「オパリオス」という呼び名になり、ラテン語で「opalus(オパルス)」に変化し、最終的に「オパール」と呼ばれるようになりました。
プレシャスとは「大切な」「貴重な」という意味合いがあり、プレシャスオパールとして扱われるのはさらにワンランク上で特別なオパールということです。
プレシャスオパールは色合いによって種類・呼び名が変わることがあります。乳白色に虹色が混ざったような見た目は「ホワイトオパール」、オレンジ色が強いものが「ファイヤーオパール」、黒色〜灰色のものは「ブラックオパール」などがあります。
ホワイトオパールは「ライトオパール」や「クリスタルオパール」など呼び名が多いですが、いずれも同じ石です。
プレシャスオパールの見た目と輝きは?
プレシャスオパールは、乳白色、青色、オレンジ色、緑色など、虹色のような輝きを持つ石です。
オパールには種類があり、魚の鱗のようにきらきらと輝いているのが遊色効果と呼ばれるものです。遊色効果があまり見られないオパールはプレシャスオパールではなく、コモンオパールとして扱われています。
どんな効果が期待できる石なの?
プレシャスオパールは希望や幸福のパワーストーンとして有名です。
持っているだけで全体的な運勢を上げて、強運へと導く力があります。変化することへとエネルギーを向かわせるため、新しいことを始めたいときや自分自身が変わりたいときなど、心境や環境の変化のサポートにも向いています。
創造力を高めるので、芸術家やアーティストなど感性を高めたい・表現力を高めたい・発想力が欲しいなど、クリエイティブに関わる人にもおすすめです。
スピリチュアル能力が高い石とも言われており、第六感を刺激することで持ち主の直感力を研ぎ澄ませます。
こんなアイテムに加工されています
プレシャスオパールはネックレス、指輪、ピアス、ブレスレットなど、身近なアクセサリーに加工されています。
水に濡れることで劣化の恐れがあるため、つけっぱなしにするのはあまり向いていません。形が整っていない原石でも魅力的な見た目のため、まわりに石をまとった状態で販売されていることも多いです。
プレシャスオパールの基本情報(原産地や石言葉など。)
和 名:蛋白石(たんぱくせき)
色 彩:乳白色、青色、赤色、オレンジ色、緑色、黄色、
石言葉:幸運の石
原産地:インドネシア、メキシコ、ブラジル、アメリカ、オーストラリアなど
組 成:SiO2・nH2O
硬 度:5〜6.5
比 重:1.25〜2.25
プレシャスオパールと組み合わせると良い石
・カルサイトは「執着を手放して良いエネルギー循環へ」
・サンストーンは「持ち主に自信を与え、周りからの信頼を得る」
・ローズクォールは「魅力を高め良縁を運ぶ」
・スモーキークォーツは「心を癒して希望へと導く」
プレシャスオパールのヒーリング
・幸運を呼び寄せる
・希望へ導く
・恋愛成就
・洞察力を高める
・想像力を高める
・変化を促す
・願望達成
・良縁を引き寄せる
・人生の道を示す
プレシャスオパールの浄化・お手入れ
長時間の太陽光や塩での浄化は蒸発してしまうため避けた方がいいでしょう。また、水に浸すことでオパールの色が変わるという楽しみ方がありますが、水を吸い乾燥することで石自体の劣化が早まる可能性があるので気をつける必要があります。クラスター ◎
セージ △
太陽光 ×
月光 ◎
浴水 △
プレシャスオパールのまとめ
プレシャスオパールは、石によって見た目の色合いが大きく違い、個性豊かな石です。
どの石も幸せや希望のオーラに満ち溢れて、持ち主をより良い未来へと導いてくれるでしょう。
気に入ったオパールがあれば、手放さないようにぜひ自分のそばに置いてみてはいかがでしょうか。