ピーチシェルの豆知識天然石コラム
産地について
ピーチシェルはカリブ海のバハマ諸島で見つかる貝です。ほら貝に似た巻貝の形状で、大きいものでは30cmのサイズが見つかることもあります。
ピーチシェルが見つかるカリブ海は、「ピンクサンドビーチ」と呼ばれる美しいピンク色の砂浜が特徴です。これはピーチシェルの貝殻やサンゴなどの微生物が集まったことで、ピンク色になったと言われています。
そもそもピーチシェルはコンク貝という種類で、アクセサリーに使われるコンクパールを生み出す母貝です。1900年代の前半までは、たくさんのコンク貝が生息しており、カメオ等の装飾品に加工されていました。
しかし、その後にコンク貝は食用に乱獲されたことで、数が減少し今では絶滅の危険性がある貝として扱われています。バハマ諸島のみと産出地も限定されており、取引量自体も制限をかけている状況です。
今後ますます希少な貝として値段の高騰が考えられますので、購入を検討している方は早めに入手することをおすすめします。
名前の由来について
ピーチシェルの名前の由来は、まるで桃のような淡いピンク色の見た目です。
別名クイーンコンクシェルと呼ばれており、古くから繁栄をもたらすパワーストーンとして扱われてきました。
ピーチシェルから採れる真珠はコンクパールと呼ばれ、千や万に1つしか採れないと言われるほど希少です。コンク貝自体も美しいピンク色の外観から、インテリアとして非常に高い人気があります。
ピーチシェルの見た目と輝きは?
ピーチシェルはピンクと白色が混ざり合ったかわいらしい見た目をしています。加工によってピンクが強いものもあれば、オレンジがかったもの、きれいに白とピンクに分かれているピーチシェルなど、さまざまな表情を楽しめます。
希少なコンクパールを生み出す母貝として、子宝や母性を象徴すると言われてきました。妊婦の方や子育て中の女性のお守りに人気があります。
どんな効果が期待できる石なの?
ピーチシェルは母性を育み、子孫繁栄のお守りになると言い伝えられてきました。マザーオブパールと同じく、コンクパールを生み出す母貝として、周囲を包み込むような包容力と大きな愛をもたらすと言われています。
さらに女性の内側に眠る魅力を引き出し、周囲からの関心を集めるとも言われています。人々を愛し、人々から愛されるような、優しい人間関係を育みたい方は、ぜひピーチシェルをお守りに身に血けてみてください。
創造力や直感力を高めることから、クリエイティブな職業の方にも人気の貝です。
こんなアイテムに加工されています
ピーチシェルはパワーストーンブレスレットとして人気があります。
そのかわいらしい見た目は女性人気が非常に高く、アクセサリーやお守りが多く流通しています。大きい貝の形のままインテリアに使われることもあれば、ペンダント用などにカットと研磨が施されたピーチシェルもあります。
ピーチシェルの基本情報(原産地や石言葉など。)
和 名:コンク貝(コンクがい)
色 彩:白色・ピンク色
石言葉:誕生・再生
原産地:カリブ海バハマ諸島
組 成:Ca+タンパク質など
硬 度:3.5~4.5
比 重:2.81~2.87
ピーチシェルと組み合わせると良い石
ピンクオパールは「幸福感を育てる」
プレナイトは「人生の真実に辿り着く」
ムーンストーンは「運命の相手に出会う」
パールは「人間関係・親子関係を修復する」
ピンクコーラルは「マイナスエネルギーを浄化する」
ラリマーは「安らぎと癒しをもたらす」
フローライトは「運気の流れを向上させる」
ピーチシェルのヒーリング
・恋愛運を上昇させる
・母性を高める
・子宝・子孫繁栄のお守り
・持ち主の内面の美しさを引き出す
・持ち主のエネルギーを浄化する
・妊娠や育児のストレスや疲れを癒す
・慈しみの気持ちを育てる
・過去に受けた傷やトラウマを癒す
ピーチシェルの浄化・お手入れ
ピーチシェルは貝のため硬度が低く衝撃にも弱いです。太陽光を浴びると乾燥によるひび割れや変色が起きるため、直射日光が当たる場所に保管しないよう気を付けましょう。
貝に負担をかけない方法として、水晶クラスター、ホワイトセージ、月光浴による浄化がおすすめです。
クラスター 〇
セージ 〇
太陽光 ×
月光 〇
浴水 〇
ピーチシェルのまとめ
ピーチシェルはカリブ海にある、ピンクのかわいらしい貝を加工したパワーストーンです。貝でできているため強度が低い分、普段身に着けるときも周りにぶつけないよう気を付けましょう。
安産や子宝、夫婦円満のお守りにも人気ですので、自分用はもちろん恋人へのプレゼントにもおすすめです。