オレンジムーンストーンの豆知識天然石コラム
産地について
オレンジムーンストーンは、主にインドやスリランカで産出されています。ムーンストーンの中でもオレンジやオレンジベージュの色合いをした石をオレンジムーンストーンと呼びます。
ムーンストーンは古代インドから、聖なる石として聖職者が身に着ける神聖なものとして扱われてきました。聖職者による儀式で使われていたとの伝承が残されています。
また、ヨーロッパでも旅人を災難から護る石として身につけられており、月のエネルギーを秘めた神秘的な石として古くから人々の暮らしに根付いてきました。
名前の由来について
オレンジムーンストーンは、オレンジ色をした見た目のムーンストーンであることが名前の由来です。そもそもムーンストーンと呼ばれるようになったのは1600年頃と言われています、
もともとは月の満ち欠けに従って、物の見え方が大きくなったり小さくなったりする現象から「セレニテス」というギリシア語の月を意味する言葉が語源との説があります。
日本でも月長石と呼ばれており、月のエネルギーを持った石として親しまれてきました。
オレンジムーンストーンの見た目と輝きは?
オレンジムーンストーンは、乳白色のムーンストーンとは違い、オレンジ色の温かみのある色彩をしています。ムーンストーンの中でも比較的めずらしい色味のため、流通量が少ない希少な石と言われています。
取扱店が限られているため、天然石専門店でオレンジムーンストーンを探してみましょう。中にはフルーツのオレンジのように、あざやかなオレンジ色の色彩を持ったムーンストーンもあります。
あざやかでムーンストーンの独特のなめらかな光沢がある見た目は、高級感があり華やかです。それゆえアクセサリーとしても高い人気があります。
どんな効果が期待できる石なの?
オレンジムーンストーンは、エネルギーを整えて心を癒すと言われています。感情とエネルギーのバランスを正常に戻すことで、心をすっきりさせポジティブな日々を送る手助けをしてくれるのです、
また、直感力を高めて人生に必要な判断をスムーズに下すサポートをするのも、オレンジムーンストーンのヒーリングです。不安を和らげて穏やかな精神状態をもたらすため、ストレスに悩んでいる方や、すぐイライラしがちな方のお守りにおすすめです。
こんなアイテムに加工されています
オレンジムーンストーンは、パワーストーンブレスレットに加工されています。オレンジのカラーは肌なじみが良く、男女問わず身に着けやすいカラーです。
オレンジは青系や白系のパワーストーンとも相性が良く、パールやラピスラズリなどほかの石と組み合わせたカラフルなブレスレットも人気があります。
オレンジムーンストーンの基本情報(原産地や石言葉など。)
和 名:月長石
色 彩:オレンジ色・オレンジピンク色
石言葉:進むべき道を示す
原産地:インド・スリランカ
組 成:KAlSi3O8
硬 度:6.0~6.5
比 重:2.55~2.63
オレンジムーンストーンと組み合わせると良い石
クリソプレーズは「持ち主の魅力を高める」
カルサイトは「人生の選択をスムーズにする」
プレナイトは「体内エネルギーを安定させる」
ホワイトカルセドニーは「生活の基礎を作る」
本水晶は「マイナスエネルギーを浄化する」
ローズクォーツは「周囲の好意を素直に受け取る」
シトリンは「今までの努力が報われる」
オレンジムーンストーンのヒーリング
・直感力を高める
・運気の流れを整える
・相手からの協力を得る
・不安を和らげて心を穏やかにする
・危機を乗り越える
・感情のバランスを整える
・新しい情報を受け入れる柔軟性を得る
・心をすっきりさせる
オレンジムーンストーンの浄化・お手入れ
オレンジムーンストーンは、基本的に浄化方法を問わない天然石です。日光浴をすれば太陽のエネルギーが補填され、ポジティブなエネルギーをもたらしてくれます。もちろん月光浴とは相性抜群ですので、月が出ている日に窓辺に置いて、月光を浴びせることでオレンジムーンストーンを清められます。
ほかにも流水や音叉、水晶クラスターなど、お好みの方法で定期的に浄化して、オレンジムーンストーンを清らかな状態に保ちましょう。
クラスター 〇
セージ 〇
太陽光 〇
月光 〇
浴水 〇
オレンジムーンストーンのまとめ
オレンジムーンストーンは、温かみのあるオレンジ色のムーンストーンです。心を穏やかにするだけでなくエネルギーの流れを整えて、心身ともにクリアにしてくれます。
また、新しい情報を素直に受け取る柔軟性や、自分に必要な行動を選べる判断力や直感力を養う石とも言われています。ムーンストーンの中でも希少な石のため、ぜひ気になるオレンジムーンストーンを見つけたら早めに入手してはいかがでしょうか。