オレンジエピドートの豆知識天然石コラム
産地について
オレンジエピドートは、アフリカやタンザニア、スイスなどで産出される天然石です。エピドートは本来緑色をしている石が定番ですが、ほかにもピンク色や赤色、黄色などさまざまなカラーがあります。
その中でもオレンジ色をしたエピドートをオレンジエピドートと呼び、黄色がかったオレンジ色もあれば、淡いピンクが混ざったピンクオレンジ系のオレンジエピドートも存在します。
名前の由来について
オレンジエピドートの名前は、ギリシャ語で「増加」という意味を持った「epidiosis」が由来です。エピドートは小さな結晶が成長していく際に、1組の面が伸びていって、独自の平行な条線が生まれます。
まるで結晶が密集しているように見える見た目から、エピドートという名前がつけられました。ちなみに和名は緑簾石(りょくれんせき)と呼び、すだれのように結晶が伸びていく姿から名付けられたと考えられています。
オレンジエピドートの見た目と輝きは?
オレンジエピドートは透明感があるオレンジ色の石の中に、細かいマンガンが入っていることで星のようにキラキラと光り輝いています。エピドートの色は複数あり、含有する鉄の量で決まります。そのため、エピドートの中でも鉄の含有量が少なく、赤系の色彩を持ったエピドートがオレンジ色になる傾向にあります。
エピドートはマンガンを含むことで、まるで星空や細かいうろこを思わせるキラキラした破片が見えます。光に当たると繊細な輝きを放ち、存在感のある見た目からアクセサリーとして人気があります。
どんな効果が期待できる石なの?
オレンジエピドートは前向きな気持ちへと切り替えるエネルギーを持っています。疲れた心を癒してやる気をもたらすため、ストレスが溜まっている方や疲れを癒したい方におすすめのお守りです。
オレンジカラーはポジティブなエネルギーを届けてくれるため、前向きな気持ちで日々を過ごしたい方にもおすすめです。また、美意識を高めるヒーリングもあり、自分に自信を持ちたい方や女子力を高めてもっと魅力的になっていきたい方もぜひ身に着けてみてはいかがでしょうか。
こんなアイテムに加工されています
オレンジエピドートはパワーストーンブレスレットに加工されています。癒しのエネルギーと前向きな気持ちに切り替えるポジティブなエネルギーを持ったオレンジエピドートは、大切な人への贈り物としても人気があります。
仕事や勉強など日頃から頑張っている方や、応援したいと感じている方へプレゼントしてみましょう。オレンジエピドートのあざやかで元気が出るような色合いは、女性だけでなく男性にもおすすめです。
オレンジエピドートの基本情報(原産地や石言葉など。)
和 名:緑簾石(りょくれんせき)
色 彩:オレンジ色、黄色など
石言葉:豊穣・結実
原産地:アフリカ(タンザニア)・スイス
組 成:Ca₂Fe₃+Al₂(Si₂O₇)(SiO₄)O(OH)
硬 度:6~7
比 重:3.25~3.52
オレンジエピドートと組み合わせると良い石
アクアマリンは「周囲の人々と良好な関係を築く」
本水晶は「願望成就のお守り」
シトリンは「財運や金運を高める」
アメジストは「心を癒して安らぎを与える」
アンバーは「エネルギーをプラスに転換する」
ペリドットは新しい一歩を踏み出す勇気を与える」
オニキスは「心身を安定させる」
オレンジエピドートのヒーリング
・前向きな気持ちに切り替える
・自分らしい人生を歩む
・女性性を高める
・美意識を高める
・精神を癒す
・直感力を高める
・自分の力を信じて進む
・愛と幸運を引き寄せる
オレンジエピドートの浄化・お手入れ
オレンジエピドートは基本的に浄化方法に制限はなく、好きな方法を選べます。ただし、内包物によっては変色する可能性があるため、長時間の日光浴には注意が必要です。オレンジエピドートの汚れが気になった際は、やわらかいクロスでふき取りましょう。
また、流水による浄化も可能ですが、水分をしっかりふき取らないと跡が残ってしまう可能性があるため、必ずていねいにふき取ることが大切です。
クラスター 〇
セージ 〇
太陽光 △
月光 〇
浴水 〇
オレンジエピドートのまとめ
オレンジエピドートは、多色性を持ったエピドートの中でもあざやかなオレンジカラーに元気をもらえる天然石です。オレンジエピドートは持ち主にポジティブなエネルギーを与えて、前向きな気持ちへと切り替える手助けをしてくれます。
ほかにも直感力を高めて、人生の選択に迫られた際に悩まず進みたい道を選べることでしょう。自分の気持ちを信じて進んでいくことで、人生を切り拓いていけるのです。
オレンジエピドートはエピドートの中でも比較的めずらしいカラーであるため、気になった石があれば早めに入手することをおすすめします。