皆さん「天眼石」という天然石をご存知ですが?
とても神々しい名前ですが、鉱物としては瑪瑙(めのう)の一種で、パワーストーンとしては最強クラスの魔除けパワーがあると言われています。
実際にチベット密教の僧侶が好んで愛用していて、あの高僧「ダライラマ14世」もノーベル平和賞の授与式で身に着けていたことでも有名です。
今回はそんな神秘的なパワーを持つ「天眼石」について詳しくご紹介していきます。
天眼石の豆知識天然石コラム
産地について
天眼石はチベットで初めて発見されたと言われています。
現在ではチベットの他にも中国やアフリカでも産出されていますが、神秘的なパワーを求める方にはチベット産の人気が高いです。
名前の由来について
天眼石の名前の由来は、目玉のような模様の石が地中ではなく地表で見つかったことから、「天から舞い降りてきた神様の目」と意味づけられ「天眼石」と名付けられたと言われています。
海外では「アイアゲート」と呼ばれていて、直訳すると【アイ=眼・アゲート=瑪瑙】となり、この石が瑪瑙(めのう)の一種だということがわかりますね。
*瑪瑙とは、石英の結晶が集まった鉱物で、特徴的な縞模様があります。
天眼石の見た目と輝きは?
天眼石の見た目は、まるでゲゲゲの鬼太郎にでてくる「目玉の親父」のような模様で、じっと見ていると何だか心の中を見透かされているような気がしてくる不思議な天然石です。
この石は黒ベースのもがほとんどですが、まれにレアな赤色の石もあり「赤天眼石」としてストーンコレクターに人気があります。
どんな効果が期待できる石なの?
天眼石には観察力や洞察力を高める効果があると言われていますが、これは石自体が本来持っているパワーというよりも「目」というシンボルが持つ効果の影響が大きいようです。
目がデザインされている代表的な例は、1ドル札の裏側に描かれているピラミッド上部のもので、プロビデンスの目と呼ばれています。
プロビデンスの目は、キリスト教に関連したマークで「神の全能の目」と意味づけされていて、これは天眼石の「天から舞い降りてきた神様の目」とも共通点があり、古来からキリスト教も仏教も眼に対して特別なパワーを感じていたことがわかります。
日本にも目をデザインにいれたロゴマークを使用している企業が多数あり、代表例としてはフジテレビ・三菱UFJ銀行・トヨタなどです。
お決まりの文句ですが、眼の力「信じるか信じないかはあなた次第です!」
こんなアイテムに加工されています
天眼石は丸く加工することで特徴的な目玉模様が現れます。
そのためほとんどの石は、丸玉のブレスレットやネックレスとして流通しています。
天眼石の基本情報(原産地や石言葉など。)
- 英 名:eye agete
- 和 名:天眼石(てんがんせき)
- 色 彩:黒色・茶色・灰色
- 原産地:チベット・アフリカ・中国
- 組 成:SiO₂
- 硬 度:7
- 比 重:2.57~2.64
天眼石と組み合わせると良い石
- モリオン:強力な魔除け
- サードオニキス:悪い縁を断ち切る
- マラカイト:災いを未然に防ぐ
天眼石のヒーリング
この石には邪気から身を守るヒーリングパワーがあると言われていて、セラピストが自分自身のお守りとして身に着けていることが多いそうです。
天眼石の浄化・お手入れ
この石は紫外線などでも退色しにくいタイプの鉱石なので様々な方法で浄化することができます。邪気を多くもらったと感じる時にはセージでの浄化がおすすめです。
クラスター ◎
セージ ◎
太陽光 ◎
月光 ◎
浴水 ◎
天眼石のまとめ
今回ご紹介した最強の魔除け「天眼石」は厄年の方へプレゼントしてあげても喜ばれそうですね。
神社のお守りなどはもらっても扱いに困ることがありますが、ブレスレットならアクセサリーとしも身につけることができるので、大事な人に気軽に厄除けをしてもらうのに、うってつけのパワーストーンですね。