グリーンアンバーとは？産地・硬度と天然石の特徴

バイヤー山本

グリーンアンバーという緑色の琥珀をご存知ですか？琥珀と言えば黄色や茶色を連想される方が多いですが、実は琥珀にはさまざまな色味があり、透明感のある緑色のグリーンアンバーはヒーリングストーンとして人気があります。この記事ではグリーンアンバーの産地や特徴、ヒーリングをご紹介しますのでぜひ最後までお読みください。

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グリーンアンバーの豆知識天然石コラム

産地について

グリーンアンバーの産地は、主にリトアニアやコロンビア共和国などです。グリーンアンバーは琥珀のことで、樹液が長い年月をかけて化石化したものです。

天然の琥珀が出来上がるまでは、数十万年、数百万年もの長い時間が必要です。琥珀と言えば黄色のイメージが強いですが、グリーンアンバーは薄緑色からはっきりした緑色など、さまざまな緑色があります。

名前の由来について

グリーンアンバーのアンバーとは、アラビア語でクジラからとれる希少な薫香の龍涎香（りゅうぜんこう）を意味する「anbar」に由来します。

アンバーは古代からお守りとして使われており、日本の古墳からも出土した記録が残っています。石器時代から装飾品に用いられた長い歴史があり、特に古代エジプトやローマでは祈祷師が身に着けるお守りになっていました。

アンバーは擦ると静電気を帯びる特殊な性質があります。そのため、身に着けた人や触った人にエネルギーを与えると言われており、長寿や健康を司るお守りとして一般市民にも普及しました。

グリーンアンバーの見た目と輝きは？

グリーンアンバーは名前の通り緑の透明感があるアンバーです。アンバーの状態によっては、黄色と緑色が分かれたツートンカラーもあれば、濃い緑色から薄い緑色、緑茶のように黄色がかったさわやかな緑色までさまざまなカラーが存在します。

ライムグリーンのような薄い黄緑色の琥珀は、原石を削り出しただけのシンプルなアンバーで、ピュアグリーナンバーと呼ばれています。また、加工を加えてグリーンを発色した人工的なグリーンアンバーも存在します。

通常のグリーンアンバーが黄緑に近いとすると、人工的なグリーンアンバーは黒がかった濃い緑色が特徴です。天然のアンバーにこだわるのであれば、天然と明記された無加工のグリーンアンバーを探してみてください。

どんな効果が期待できる石なの？

グリーンアンバーの効果は、潜在能力を解放させると言われています。アンバーは数百万年もの長い年月をかけて生成されるため、太古のエネルギーを内に秘めた化石です。

身に着けることで内面的な成長を促し、本来持っていた能力を開花させ、新しい人生のステージへと導くと言われています。また、グリーンは癒しのカラーで、精神を落ち着けて深いリラックス状態へと導くとも言われています。

不安が消えた結果、物事に積極的に取り組めるような、揺るぎないポジティブ精神を養います。ネガティブになりがちな方や、悩みが多く不安感が強いという方は、お守りにグリーンアンバーを身に着けてみてください。

こんなアイテムに加工されています

グリーンアンバーはネックレスやブレスレットに加工されています。アンバーは生成される過程で、中に空気や砂、ほかの鉱物などの内包物ができます。

内包物や空気によってできた天然のヒビや模様がアンバーの魅力の1つです。そこで、天然のグリーンアンバーならではのヒビや内包物を楽しめる、大粒のネックレスなどが人気です。

グリーンアンバーの基本情報（原産地や石言葉など。）

グリーンアンバーと組み合わせると良い石

グリーンアンバーのヒーリング

グリーンアンバーの浄化・お手入れ

グリーンアンバーのまとめ

グリーンアンバーは黄緑や緑色をした琥珀のことです。琥珀は樹液が固まった植物由来の特殊な化石で、中には自然のエネルギーを多く秘めていると言われてきました。

持ち主にポジティブなエネルギーを分け与えてくれるため、常にお守り代わりに身に着けることをおすすめします。グリーンアンバーが不安を和らげ、前向きな人生を送るサポートをしてくれることでしょう。