デンドリティッククォーツの豆知識天然石コラム
産地について
デンドリティッククォーツの主な産地はブラジル・マダガスカル・インドなどがあります。
ブラジルのミナスジェライス州やマダガスカルのトゥアマシナ州などが採取地として有名ですが、現在出回っているデンドリティッククォーツのほとんどはブラジルで採取されています。
あまり採取できないレアな石として小さい物でも効果になりやすいのが特徴です。
デンドリティッククォーツの名前の由来について
デンドリティッククォーツは、ギリシャ語で樹を意味する「dendron(デンドロン)」から由来しています。
ディンドリティッククォーツは他にも「デンドリチッククォーツ」「デンドリッククォーツ」「デンドライト」などの呼び名があります。不透明な見た目のメノウ(アゲート)に模様が入っているタイプの石は「デンドリック・アゲート」などと呼ばれることもあります。
和名では「模樹石(もじゅせき)」「忍石(しのぶ)」という名称で呼ばれていますが、中に木が入り込んでいるように見えるので木の化石と呼ばれることもあります。
デンドリティッククォーツの見た目と輝きは?
デンドリティッククォーツは透明な水晶(クォーツ)の中に黒や茶色の木が入り込んだような見た目をしています。
水晶の仲間なので透明感があり、中の模様は黄色・茶色〜黒色など様々です。メノウ(アゲート)に模様が入っている物だと石は少し曇っているようなミルキーな色合いになるので、参考に見分けてみてくださいね。
どんな効果が期待できる石なの?
デンドリティッククォーツは家庭円満のお守りとしても有名で、家族の絆を深めて幸せをもたらすと言われています。
自然との関わりを深め、本来の自分を取り戻す手助けもしてくれます。生活習慣を改善し、ありのままで輝きたいという人にもおすすめです。また、水晶(クォーツ)の仲間のため浄化作用が強く、悪いものを跳ね除けて人間関係を良好に導きます。
人間関係を良好に保ちコミュニケーション能力を高める効果があるので、普段からお守りとして持ち歩くのにも適しています。
こんなアイテムに加工されています
デンドリティッククォーツは、ペンダントトップ、指輪、ピアス、ブレスレットなど様々なアイテムに加工されています。
原石のまま扱われることも多いですが、一部の鉱山でしか採取できないことや人気が高いことから大きい物は高値が付きやすい石です。
デンドリティッククォーツの基本情報(原産地や石言葉など。)
和 名:忍石(しのぶいし)・模樹石(もじゅいし)
色 彩:透明色・薄く黄色がかった透明色(内側に黄色や茶色〜黒い模様が見られる)
石言葉:自然との繋がり、浄化、習慣改善、豊穣、家族円満、
原産地:ブラジル・インド・マダガスカルなど
組 成:正方晶系
硬 度:6〜6.5
比 重:4.5〜7.9
デンドリティッククォーツと組み合わせると良い石
・ムーンストーンは「本来の姿を取り戻し愛情で満たされる」
・ルチルクォーツは「人間関係を良好にして幸福に導く」
・ペリドットは「心をポジティブに保ち精神力を強化する」
デンドリティッククォーツのヒーリング
・自然との関わりを深める
・ありのままの自分を取り戻す
・幸せな家庭を築く
・人間関係を良好にする
・コミュニケーション能力を高める
・浄化作用
デンドリティッククォーツの浄化・お手入れ
デンドリティッククォーツはどの浄化方法も適していますが、特に月光浴での浄化は月のパワーチャージもできるためおすすめの浄化方法になります。
クラスター ◎
セージ ◎
太陽光 ◎
月光 ◎
浴水 ◎
デンドリティッククォーツのまとめ
デンドリッククォーツは持っているだけで本来の自分を取り戻して、忍耐力を高めて物事を切り開くパワーを与えてくれる石です。
自分の在り方がわからなくなってしまった人や悪い考えに取り付かれてしまい不安になってしまう人は側に置いておくことで、自然のエネルギーを高め良い方向へと導く手助けをしてくれるでしょう。
家庭円満のお守りとしても有名なデンドリティッククォーツですが、コミュニケーション能力を向上させて人間関係を良好に導く効果があるため家族関係だけでなく職場・友人・恋愛など関係性をよくしたいときにはぜひお守りとして側に置いてみてはいかがでしょうか。