アクロアイトの豆知識天然石コラム
産地について
アクロアイトの主な産地は、ブラジルやザンビアなどが有名です。アクロアイトは無色透明で美しい輝きを持っているトルマリンです。トルマリンの中でもホワイトトルマリンは産地が限定的で、中に内包物がないクリアなものはさらにレアストーンだと言われています。
それゆえ、日本でも流通量が少なく、一部のパワーストーンショップや宝石店などで販売されています。トルマリンと言えば鮮やかな色付きのものが多い中、無色透明なトルマリンは非常に希少ですので、購入を希望される方は専門店を探してみましょう。
名前の由来について
アクロアイトの名前は、ギリシア語で「akhroos(無色)」という意味を持つ言葉が由来です。無色と言われるように、透明なトルマリンはとても希少です。
完全に透明なものはほとんど見当たらず、うっすらと何かしらの色味がついたアクロアイトがほとんどです。また、別名ホワイトトルマリンの名前で流通しています。
日本ではトルマリンが電気石と呼ばれていますが、これは加熱か加圧した際に、結晶の両端がプラスとマイナスに帯電する特殊な性質が由来です。
アクロアイトの見た目と輝きは?
アクロアイトは、透明感があり色が目立たない無色透明なトルマリンです。ちなみに赤色はルベライト、青色はインディゴライト、紫色はシベライトと、色ごとに独自の呼び名がつけられています。
アクロアイトは宝石名ではありますが、無色透明で宝石品質のものは希少だと言われています。
どんな効果が期待できる石なの?
アクロアイトは持ち主に眠っている能力を呼び覚ますエネルギーを持っています。成功や幸運をつかむチャンスを得られるため、人生を好転させていきたい方のお守りにおすすめです。
また、アクロアイトの澄んだ見た目は心を落ち着けて、混乱した頭の中を整理することに役立ちます。嘘と真実を分けて、自分にとって正しい選択肢を選ぶ手助けをしてくれます。
レアストーンであることから、リーダーシップやカリスマ性の発揮に役立ちます。集団をまとめ上げ、同じ目標に向けて行動する仕事や、人の上に立つ器がほしい方に人気があります。
こんなアイテムに加工されています
アクロアイトは量が少ないため、主にピアスやネックレスなどに少量が使われています。
希少石なのでトルマリンの中でも高値で取引されています。
一見するとダイヤモンドに匹敵するほど、透き通った美しさを持ったアクロアイトも多くあります。1カラット未満の小ぶりなものが中心ですが、まれに1カラットを越す大きく存在感があるアクロアイトが流通することもあります。
パワーストーンではあるものの、パワーストーンブレスレットのようにたくさんの石を加工して連ねたアクセサリーはほとんど流通していません。
一粒ダイヤの指輪やネックレスを身に着ける感覚で手にできる、希少で高級な石なのです。
アクロアイトの基本情報(原産地や石言葉など。)
和 名:ホワイトトルマリン・電気石
色 彩:無色透明
石言葉:才能を呼び覚ます
原産地:ブラジル・ザンビア・パキスタンなど
組 成:Na(Li1,5AL1,5)Al6(BO3)3[Si6O18](OH)3(OH)
硬 度:7.0~7.5
比 重:3.06
アクロアイトと組み合わせると良い石
ガーネットは「周囲の人々との関係を深める」
インカローズは「優しさや愛情を育む」
ラブラドライトは「意欲を育てる」
ターコイズは「行動力を与える」
ピンクトルマリンは「活力ある日々を送る」
シトリンは「幸運を呼び寄せる」
タイガーアイは「金運を高める」
アクロアイトのヒーリング
・持ち主に眠る才能を呼び覚ます
・混乱した頭の中を整理する
・人生で正しい選択肢を選ぶ
・コミュニケーション能力を高める
・場の空気を制するカリスマ性を育てる
・体内エネルギーを活性化させる
・孤独や不安などのマイナスエネルギーを浄化する
・周囲の人々から信頼を得る
アクロアイトの浄化・お手入れ
アクロアイトは基本的にどの浄化方法にも適しています。エネルギーが弱まっているときは、月光浴や水晶クラスターによる浄化がおすすめです。
また、汚れが気になる際はやわらかい布でふきとって保管しましょう。濡らしたままだとそのまま跡が残ってしまう可能性があるため、乾いた布を使いましょう。
クラスター 〇
セージ 〇
太陽光 △
月光 〇
浴水 〇
アクロアイトのまとめ
アクロアイトはホワイトトルマリンと呼ばれる、無色透明な美しい天然石です。多彩なカラーを持っているトルマリンの中でも、めずらしい無色の石はコレクターに高い人気を誇っています。
なかなかお目にかかれない希少な石のため、購入の際はパワーストーン専門店やトルマリンを扱っている宝石店を探してみましょう。