フールズゴールドとは？産地・硬度と天然石の特徴

バイヤー山本

フールズゴールドという天然石をご存じですか？パイライトとも呼ばれており、鈍色の輝きが特徴のメタリックな鉱物です。火山活動によって生まれたもので、まるで人工的に作られた石のような平たく丸い形やキューブ状をしています。そんなフールズゴールドの産地やヒーリング、見た目の特徴をご紹介しますので、ぜひ最後までお読みください。

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フールズゴールドの豆知識天然石コラム

産地について

フールズゴールドの主な産地は、スペインや中国、ペルーなどが代表的です。別名パイライトと呼ばれており、昔から火山活動が活発なエリアで発見されてきました。

フールズゴールドは火山活動が起こる過程で、鉄と硫黄が混ざり合ったことで生まれる硫化鉱物です。産出量が多いだけでなく、とてもユニークな形状が特徴で中には六面体になったダイスのようなものや、細かくキューブ状になった人工物のような見た目をしています。

鉱物コレクターの中でもその特徴的な見た目が評価され、加工していない原石をそのままコレクションしている人が多くいます。

名前の由来について

フールズゴールドは、フールズ＝道化や嘘つきの言葉と、ゴールドを組み合わせたことが由来です。

フールズゴールドは一見するとメタリックな輝きから、金のように見えます。しかし実際は鉄と硫黄でできた鉱物で金は一切含まれていません。そのため嘘つきの金に見えることから、フールズゴールドと呼ばれています。

また、フールズゴールドはパイライトの呼び名でも有名です。パイライトはギリシャ語の「火」を意味する「pyr」が由来です。そしてハンマーなどで打ち付けると火花が飛び散る不思議な性質から、ラテン語での火打石を意味する「pyrites」から、パイライトの呼び名が定着しました。

そしてフールズゴールドの成分を含んだクォーツのことを、パイライトインクォーツと呼ぶこともあります。

フールズゴールドの見た目と輝きは？

フールズゴールドは、レトロなゴールドカラーを持っている鉱物です。メタリックな見た目で金属でできているように見えますが、その正体は鉄分と硫黄の化合物です。

透明感はなく、金属をするどく切り出したような見た目をしていますが、火山活動によって生まれた天然の鉱物なのです。

ほかにも、アンモナイトの化石がそのまま硫化化合物と混ざり合った、形がそのまま残っているユニークな石もあります。ほかにも、フールズゴールドの硫化化合物の表面に水分が付着し、酸化が進んだことで虹色になったレインボーパイライトという希少な鉱物も存在します。

どんな効果が期待できる石なの？

フールズゴールドは、火山活動を経て生まれる特殊な鉱物のため、大地のエネルギーを吸収していると考えられています。

大地のおおらかなエネルギーを感じることで、地に足をつけて少しの衝撃では動揺しない強さ、安定感をもたらしてくれます。

安定したエネルギーによって持ち主に新しいことへ挑戦する勇気、揺らがない意志の強さを与えてくれるのです。

特に仕事に関するトラブルの回避や、スピーディなケアを促してくれるとも言われているため、仕事に関するお守りがほしい人にも人気があります。

行動力を高めるからこそ、今もし間違った人生の道を歩んでいたとしても正しい方向に軌道修正して、チャンスを呼び込むと言われています。

また、強力な魔除けの石としても知られています。外部からのマイナスエネルギーを遠ざけて、夢や目標の達成に向けてスムーズに進んでいけます。

フールズゴールドは、キャリアアップや新しい起業を考えている人にもおすすめの鉱物です。

こんなアイテムに加工されています

フールズゴールドはユニークな見た目とメタリックな色合いから、そのまま原石結晶が販売されています。

特にキューブ状になった人工的な見た目のフールズゴールドは、とても人気があります。

フールズゴールドの基本情報（原産地や石言葉など。）

フールズゴールドと組み合わせると良い石

フールズゴールドのヒーリング

フールズゴールドの浄化・お手入れ

フールズゴールドのまとめ

フールズゴールドはパイライトとも呼ばれており、メタリックな見た目が特徴的な鉱物です。

火山活動が活発なエリアでのみ産出されますが、見つかる量は多く形もさまざまあります。仕事運アップや魔除けのお守りとしても人気があります。