ペタライトの豆知識天然石コラム
産地について
ペタライトの産地はブラジル、日本、ジンバブエ、イタリア、ロシア、カナダ、アメリカ、フィンランドなど、各地に存在しています。
ブラジルのミナスジェライス州、スウェーデンのストックホルム、ハーニンゲなどが産地として有名ですが、日本の福岡県の長垂山でも採取がされています。スウェーデンやフィンランドでは透明度が高く、無色透明のペタライトが産出されてますが、数は多くないため希少価値が高くなる傾向があります。
名前の由来について
ペタライトという名前は、ギリシャ語で「葉」を意味する「Petalon(ペタロン)」、「石」を意味する「Lithos(リトス)」から由来しています。
和名は「葉長石(ようちょうせき)」「ペタル石」とも呼ばれることがあり、石の中の結晶が葉片状に割れることが特徴です。
ペタライトの見た目と輝きは?
主に流通しているペタライトは無色透明〜白の見た目をしていますが、個体によって、ピンク、グレー、イエロー、ピンク、グレーなどの色味も存在します。
リチウムを多く含有する石で、透明に透き通った見た目のペタライトほど美しく希少価値が高いとされます。また、透明度の高い石ほどカットすることでより輝きが強くなります。
どんな効果が期待できる石なの?
ペタライトはとてもピュアで高波動のパワーストーンです。マイナスな感情や、過去のトラウマなども強いヒーリング効果によって浄化作用があります。また、高次元と繋げるパワーストーンとも言われ、目には見えない力を呼びさまし能力を高めます。
霊的認識力を深めるので、ヒーラーを職業とする人にも愛されている石です。ヒーリング効果が高いだけでなく、穏やかなエネルギーが流れているため、自分を愛し自己肯定感を上げることの手助けをしてくれるでしょう。
疲れているときや弱っているときは石のエネルギーを強く感じすぎるという人も中にはいますが、次第にヒーリング効果を得て馴染んでいく場合が多いです。
こんなアイテムに加工されています
ペタライトはネックレス、ブレスレッドなどのアクセサリーアイテムに加工されています。
モース硬度は6 – 6.5とそれなりにあるように思えますが、石自体が薄く剥離しやすいという性質を持つためアクセサリーにはあまり向いていない石です。ネックレスやブレスレットとして身につける場合には取り扱いに十分注意が必要です。
アクセサリー以外では、原石のまま部屋に飾る他、さらに美しく見えるようにカットされた原石などが一般的です。
ペタライトの基本情報(原産地や石言葉など。)
和 名:葉長石(ようちょうせき)、ペタル石
色 彩:無色透明〜ホワイト、グリーン、イエロー、ピンク、グレー、など
石言葉:「飛翔の時」「大転換」「直感」「癒し」
原産地:ブラジル、日本、ジンバブエ、イタリア、ロシア、カナダ、アメリカなど
組 成:LiAlSi4O10
硬 度:6 – 6.5
比 重:2.4
ペタライトと組み合わせると良い石
・ローズクォーツは「持ち主を守り、愛情エネルギーを高める」
・アゼツライトは「周囲に惑わされず、自分の魅力をサポート」
・アウイナイトは「ヒーリング効果で心に穏やかさと充実感をもたらす」
・トルマリンは「持ち主の魅力を高め、ストレスや気持ちを癒す」
ペタライトのヒーリング
・ストレス緩和
・心をポジティブにする
・感情を穏やかにする
・自己肯定感を上げる
・霊的認識力を深める
・不安感を緩和
・魂の成長を催す
・願望達成
・瞑想サポート
・直感力を高める
ペタライトの浄化・お手入れ
ペタライトはどの浄化方法を選んでも問題ありません。熱に強い性質があるので、太陽光での浄化はおすすめです。また、月光浴やセージを使った浄化も効果が高いです。衝撃に弱いため、浴水をする際は衝撃や強い流水に当てることは避けた方が良いでしょう。
クラスター ◎
セージ ◎
太陽光 ◎
月光 ◎
浴水 ◎
ペタライトのまとめ
ペタライトは穏やかな優しいエネルギーでありながら、強いヒーリング効果を持つ高波動なパワーストーンです。
ペタライトを手にしてから、「自分が内側から変わった」と感じる人やいままでにない感覚や不思議な体験をする人も少なくありません。ヒーリング効果は失ってしまったやる気を取り戻したり、新しい目標を見つける手助けにもなります。
現代社会で知らないうちに疲れてしまった心を、ペタライトで癒してみてはいかがでしょうか。