ゴールデンシャインオブシディアンの豆知識天然石コラム
産地について
ゴールデンシャインオブシディアンは、アイスランドやアメリカ、カナダなどで産出されます。オブシディアンは黒曜石のことで、火山活動によって生まれる天然ガラスです。
通常は溶岩が冷えてゆっくりと固まる過程で生成されますが、ゴールデンシャインオブシディアンは、噴火で地上に吹き出した石が急速に冷えて結晶化せずにできる鉱物です。そのため、火山がある地域であれば産出する可能性があります。
名前の由来について
オブシディアンの名前は、発見者である「Obsius(オブシウス)」にちなんでいます。見た目は黒色ですが、光に照らした際に金色の美しい輝きが見られるため、ゴールデンシャインオブシディアンと呼ばれています。
オブシディアンは他にも、光に照らした際に赤色や緑色などの輝きが楽しめる種類もあります。オブシディアンによって輝きの強さや色味が異なる点も、石としての魅力と言えるでしょう。
ゴールデンシャインオブシディアンの見た目と輝きは?
ゴールデンシャインオブシディアンは、黒色の黒曜石です。黒曜石はほかの含有物によって色味が若干異なり、光にかざした時の複雑な光沢が楽しめます。
オブシディアンの中でも金色の輝きが強い種類をゴールデンシャインオブシディアンと呼びます。これは、ゴールデンシャインオブシディアンの中に含まれる小さな気泡や含有物に光が干渉し、金色に輝く仕組みです。
ゴールデンオブシディアンは鋭利に尖った形に割れる特性があり、鋭い先端を使って刃物や斧m、武器などの石器の材料として使われてきました。硬度がそこまで高くないため、衝撃を受けると割れてしまう可能性があるため取り扱いには十分注意しましょう。
どんな効果が期待できる石なの?
ゴールデンシャインオブシディアンは、勝負強さをもたらす勝利の石と言われています。さらに、新しいチャンスを逃さず成功に導くお守りとしても人気です。
新しいことに挑戦したい方や、受験や就活を控えている方はぜひ身につけてみてはいかがでしょうか。また、自分自身を映す鏡のようなエネルギーを持っており、自分の心の弱さに気づき、乗り越えるきっかけを与えてくれます。衝動的な行動をとってしまう人や、悪い習慣を断ち切りたい人のサポートをします。
こんなアイテムに加工されています
ゴールデンシャインオブシディアンは、割れやすい性質のため宝飾品よりも、パワーストーンブレスレットに加工されることがほとんどです。硬度は高くないものの、宝石のように美しい漆黒の輝きと金色の複雑な光沢を併せ持つ見た目は、コレクターの間で人気があります。
黒を基調としているため性別問わず身につけやすいところもおすすめポイントです。
ゴールデンシャインオブシディアンの基本情報(原産地や石言葉など。)
和 名:黒曜石(こくようせき)
色 彩:黒に金色の細かい光沢
石言葉:チャンスを掴む
原産地:アイスランド・アメリカ・カナダなど
組 成:SiO2+CaO、Na、K
硬 度:5.0
比 重:2.33~2.42
ゴールデンシャインオブシディアンと組み合わせると良い石
ブラックオニキスは「魔除のお守り」
アメジストは「真実を見抜くサポート」
クリスタル(本水晶)は「持ち主の全体運を高める」
モリオンは「マイナスエネルギーから守る盾」
マラカイトは「心を深く癒す」
パイライトは「強い邪気祓いのエネルギーを持つ」
トルマリンクォーツは「持ち主の心身のバランスを整える」
ゴールデンシャインオブシディアンのヒーリング
・小さなチャンスを掴み取る
・マイナスのエネルギーの元を断つ
・自己表現ができるようになる
・自分が本当に望むことに気づく
・優柔不断を改善する
・大きな成功に向けて継続する意欲を養う
・一歩先の未来を見通す
・マイナスエネルギーを寄せ付けない
ゴールデンシャインオブシディアンの浄化・お手入れ
ゴールデンシャインオブシディアンは水によって汚れを落とすことができます。くもった時や汚れがついた時は、クロスで拭き取るほかに流水を使って浄化しましょう。
水で洗ったあとは素早く乾いたクロスで水分を拭き取りましょう。太陽光に長時間当てると、変色や変質する可能性があるため、基本的に日光浴はおすすめできません。また、水晶とも相性が良いため、水晶クラスターのそばに置く方法もおすすめです。
クラスター ○
セージ ○
太陽光 ×
月光 ○
浴水 ○
ゴールデンシャインオブシディアンのまとめ
ゴールデンシャインオブシディアンは、黒色を基調とした石に金色の光沢が楽しめる美しい天然石です。仕事運や勝負運を高めるため、ここぞという時のお守りに使ってみてはいかがでしょうか。
また、先を見通すエネルギーも持っているため、自分の将来について考えていきたい方や、自信を持って行動したい方にもおすすめですよ。お気に入りのゴールデンシャインオブシディアンを身につけて、未来を切り拓いていきましょう。