スミソナイトの豆知識天然石コラム
産地について
スミソナイトの産地は世界各地にあり、アメリカ合衆国、メキシコ、オーストラリア、イタリア、ドイツ、ブラジル、などがあります。
有名なのはナミビアにあるツメブ鉱山や、ニューメキシコ州にあるケリー鉱山などが有名です。スミソナイトは淡い青緑以外にも、ピンク、イエロー、茶色などの種類が存在していますが、青緑色のスミソナイトはなかでも価値が高いとされています。
ニューメキシコ州で採取されるスミソナイトは特に色が綺麗とされ、高値になりやすい傾向があります。
名前の由来について
スミソナイトは長い間ヘミモルファイトという石と同じ物だと思われていましたが、は鉱物学者であるジェームス・スミソンが一番最初に別物と見分けたことから由来している名前です。
別の呼び方ではスミッソナイトと呼ばれることもあります。
スミソナイトの見た目と輝きは?
スミソナイトの原石は少しぼこぼことした岩のような表面が特徴的ですが、多色石としても有名で色々な色合いのものがあります。
本来は無色透明な石ですが、不純物が混ざることによって様々な色に発色します。一番価値が高いとされるのが透明度が青緑色のスミソナイトですが、透明度の高いものはさらに価値が高いです。
銅が含まれるものは青や緑系の発色になり、コバルトが含まれているものはピンク系、カドミニウムが含まれているものはイエロー系、鉄が含まれるとブラウン系になると言われています。なかにはほぼ無色に近いスミソナイトもあります。
青緑色のスミソナイトはラリマーにも見た目が似ていることで有名です。
どんな効果が期待できる石なの?
スミソナイトは心の浄化・癒し効果の高いパワーストーンです。
精神と強い結びつきがあり、不安心や恐怖心を克服して正常な気持ちに整える効果があります。ヒーリング効果が高い石のため、常に疲れている・イライラしている・不安がつきまとうという人は効果を感じやすいでしょう。
美容効果の高い石としても有名で、側に置いておくことで内側からエネルギーを浄化してクリーンにしてくれるため、心身ともにフラットにありたいときに身に付けると効果的です。
こんなアイテムに加工されています
スミソナイトはネックレス、イヤリング、ピアス、ブレスレット、指輪など、基本的なアクセサリーアイテムに加工されています。
原石も人気ですが、モース硬度が低く表面が傷つきやすい石のため、原石や指輪など表面が露出しやすいものは取り扱いに気をつける必要があります。
スミソナイトの基本情報(原産地や石言葉など。)
和 名:菱亜鉛鉱(りょうあえんこう)
色 彩:無色透明〜淡い青緑色
石言葉:不滅の愛
原産地:アメリカ合衆国、メキシコ、オーストラリア、イタリア、ドイツなど
組 成:ZnCO3
硬 度:4.0〜4.5
比 重:3.98〜4.43
スミソナイトと組み合わせると良い石
・クリスタルは「解毒作用とエネルギーの強化」
・エンジェライトは「過去の傷を癒し、人間関係を良好に保つ」
・モスコバイトは「健康促進をして心身ともに強くする」
・ペリドットは「不安を取り除き、明るさと元気をもたらす」
・カルサイトは「エネルギーを補い芯のある精神のサポート」
スミソナイトのヒーリング
・過去のトラウマを癒す
・気分を明るくする
・本来の自分を取り戻す
・交友関係を良好にする
・美肌効果
・感情を整える
・空間浄化
・心を穏やかにする
スミソナイトの浄化・お手入れ
スミソナイトはモース硬度が低く表面が傷つきやすい石です。長時間の太陽光や水は劣化の恐れがあるため、月光浴やセージなどの浄化がおすすめです。
クラスター ◎
セージ ◎
太陽光 ×
月光 ◎
浴水 ×
スミソナイトのまとめ
スミソナイトは精神的なサポートをし、浄化作用によって感情を明快にしてくれます。
スミソナイトとして売られているものは青緑色のものが多いですが、見た目の好みや気分によってイエロースミソナイトやピンクスミソナイトを選ぶのもおすすめです。それぞれのカラーに違った意味・効果を持つスミソナイトですが、どの石にも高い癒し効果が期待できます。
他のパワーストーンに比べて柔らかいのが特徴なので、表面に傷つくのが怖いという人は部屋にスミソナイトを置いて、心と空間の浄化を試してみてはいかがでしょうか。