レインボーガーネットとは？産地・硬度と天然石の特徴

バイヤー山本

レインボーガーネットという天然石をご存知ですか？名前のとおり、光に当たると虹色の光彩を放つ美しいガーネットです。日本の奈良県天川村のレインボーガーネットは、世界的に知名度がある高品質なものが多く産出されています。虹色の輝きは疲れを癒し、気力を回復させてくれるヒーリングストーンでもあります。この記事ではレインボーガーネットの特徴や産地、おすすめの石の組み合わせを解説します。ぜひ最後までお読みください。

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レインボーガーネットの豆知識天然石コラム

産地について

レインボーガーネットの産地は、メキシコや日本の奈良県天川村が有名です。
特に有名なメキシコ産はもともと産出量が少なく、採掘権をめぐる問題による現在は新しくレインボーガーネットが採石されることはほぼありません。

奈良県天川村は、もともとガーネットが採掘される地として知られていました。レインボーガーネットは、天川村の川迫鉱山と行者還岳で2004年に発見され大きな話題になったのです。

天川村は古来より、「ミステリアスな地」として知られています。修験道の開祖である、役行者が修行した地であり、巨大な霊的パワーの源泉だと考えられてきました。

天川村には日本の三大霊場の高野、吉野、熊野を結んだ、三角形の中心に位置する神社「天河辨財天」が祀られています。

名前の由来について

レインボーガーネットは虹色のような七色の輝きを持つ見た目が名前の由来です。もともとは和名「灰鉄柘榴石（かいてつざくろいし）」と呼ばれるアンドラダイトガーネットの亜種にあたる石です。

正確にはアンドラダイトとグロッシュラーが合わさったガーネットで、その特性から「グランダイト」と呼ばれることもあります。

表面にある鉄が、光の干渉によって虹色に光るイリデッセンス効果を持っています。石のベースカラーである褐色とは別に、七色の複雑な光を楽しむことができます。

レインボーガーネットは、天川村の川迫鉱山と行者還岳で採掘されます。どちらも褐色がベースですが、行者還岳で採掘されるものは虹色の光が鮮やかです。

そのため「スーパーレインボーガーネット」の名前で流通することもあります。

レインボーガーネットの見た目と輝きは？

レインボーガーネットはベースカラーが茶褐色で、部分的に乳白色を持ったものも存在します。見た目は地味なガーネットですが、ひとたび光に当てると複雑な七色の輝きが楽しめます。

有名なメキシコ産とくらべて、天川村のレインボーガーネットは、限りなくアンドラダイトに近い組成であることが判明しました。同じレインボーガーネットでも、産地によって虹色の輝きの強さや石の色合いが異なります。

輝きの違いを楽しむため、ぜひ産地別でそろえてみてはいかがでしょうか。

どんな効果が期待できる石なの？

レインボーガーネットは、夢を叶える力をサポートしてくれる天然石です。虹色の輝きがプラスのエネルギーをもたらし、持ち主にやる気と情熱を与えてくれますよ。

また宇宙とつながる石で、天からのメッセージを授けてくれるとも言われてきました。不思議な輝きと重厚な見た目は、眺めているだけでエネルギーを感じられる存在感があります。

こんなアイテムに加工されています

レインボーガーネットは、見た目の美しさを楽しめる原石標本が人気です。また一部はリングやネックレスなどに加工されています。

天川村ではお土産としても広く販売中です。インテリアやコレクション用の原石そのままの商品から、ミニ瓶に詰められた小ぶりなレインボーガーネットも取り扱っています。

レインボーガーネットの基本情報（原産地や石言葉など。）

レインボーガーネットと組み合わせると良い石

レインボーガーネットのヒーリング

レインボーガーネットの浄化・お手入れ

レインボーガーネットのまとめ

レインボーガーネットは、茶褐色を基調としたガーネットです。現在天川村で個人的な採集は禁止されているものの、お土産品として原石結晶を購入可能です。

光に当てると七色の光は、ミステリアスで美しい輝きです。持ち主の魅力を高めて恋愛運も向上させる天然石なので、良い出会いをお探しの方はレインボーガーネットを手元に置いてみてください。