エンジェライトとは？産地・硬度と天然石の特徴を紹介

バイヤー山本

エンジェライトという天然石をご存知でしょうか？灰色と青が合わさったような、淡いブルーが特徴の天然石です。その美しい色合いからブレスレットやペンダント、ピアスなどの装飾品として人気です。エンジェライトは持ち主に深い安らぎと癒しをもたらすヒーリングの力があるほか、インスピレーションを高めるといった未来を切り開くパワーを持つ天然石です。そんなエンジェライトの魅力についてご紹介しますので、ぜひ最後までお読みください。

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エンジェライトの豆知識天然石コラム

産地について

エンジェライトは、主に南米ペルーのナスカ地方で採掘されている天然石です。ほかにもイギリスやギリシャなど世界各地で採掘されています。

実は装飾品や宝飾品として市場で扱われるようになったのは、1980年代からと比較的最近です。まだ装飾品としての歴史は短いので、今後ますます注目が高まっていく可能性のある天然石です。

名前の由来について

エンジェライトの名前の由来は、ギリシャ語の天使「天使（angel）」です。淡いブルーの見た目が、天使のように美しいことからエンジェライトと名づけられたとされています。

別名「天使を呼び寄せる石」とも呼ばれ、古くから祈りが天界に届く力のある天然石と考えられていました。今も宇宙やスピリチュアルのパワーが非常に強く、高次元からの導きがある石として世界から注目されています。

エンジェライトの見た目と輝きは？

エンジェライトは和名を「硬石膏」と言い、ストロンチウムを含んだアンハイドライト（硬石膏）の一種です。

独特な優しく淡いブルーは、内部に含まれるストロンチウムという成分によって生まれる色です。加工することで、まるで真珠のようななめらかな光沢が出ますが、不透明でクリスタルのような輝きはありません。

ちなみにエンジェライトの主成分である硫酸カルシウム（石膏）で構成された、セレナイトという天然石があります。両者は同じ採掘場で見つかることもありますが、エンジェライトは不透明な淡い青色に対して、セレナイトはクリスタルのように無色透明で輝きが強い見た目をしています。主成分が同じ石膏でも、ほかに構成する成分によって、見た目や輝きが全く異なるのも天然石の魅力の1つです。

どんな効果が期待できる石なの？

エンジェライトは深い慈愛を象徴する天然石です。

パートナーや家族との絆を深め、おだやかな人間関係をもたらします。また、愛のパワーで良縁を呼ぶ天然石であることから、恋愛運を高めたい方にも人気です。

ほかにも優しい心をもたらすエネルギーがあり、精神的に安定せずイライラすることが多い方や、気分が落ち込みやすい方にもおすすめです。つい感情に任せて家族やパートナーに強く当たってしまった、職場の後輩に厳しく接してしまうといった、後悔の経験はありませんか？

現代社会において、完全にストレスや不安をなくして生活することは難しいです。そんなストレスや疲労が溜りがちな忙しい人にこそ、エンジェライトをアクセサリーとして身に着けることをおすすめします。

優しい青色が気持ちを落ち着かせ、他人を許す心に気づかせてくれることでしょう。また、インスピレーションを高めて優れた直観力をもたらす効果がある天然石でもあります。

停滞気味の生活を打破する、重要な気づきやチャンスを得られます。エンジェライトは過去の失敗に囚われていたり、成長の行き詰まりを感じたりと停滞に悩む方にも、新しい道を拓くサポートになります。

こんなアイテムに加工されています

エンジェライトはブレスレットやペンダント、ネックレス、ピアスといった装飾品に加工されています。

ただし硬度が低く割れやすい天然石なので、装飾品として身に着けやすっくするために表面にワックスや樹脂を塗って補強が施されています。

エンジェライトの基本情報（原産地や石言葉など。）

エンジェライトと組み合わせると良い石

エンジェライトのヒーリング

エンジェライトの浄化・お手入れ

エンジェライトのまとめ

エンジェライトは慈愛と優しい心、そしてインスピレーションをもたらす天然石です。

宝飾品としての歴史は比較的短いものの、その淡いブルーの美しい色合いが世界的に人気を集めています。人に優しく、自他共に過去を許して、穏やかな日々を送りたい方におすすめです。

またインスピレーションを高めて、新しいアイデアをもたらす力もある石なので、未来を拓いていきたい夢を持つ方もぜひ生活にエンジェライトを取り入れてみてください。