ギラギラのオレンジ色が特徴的なこの石の名前は、鉱物名ではなく「ムーンストーン」の対極的ないしとしてなずけられた宝石としてのなまえです。
今回はオレンジが特徴的なサンストーンについて少し確認してみたいと思います。
サンストーンの豆知識天然石コラム
17世紀ごろから呼ばれていたムーンストーンと違って、サンストーンという名は比較的新しいものです。
ヘリオライト(Heliolite)という別名もありますが、古代ギリシャ語で「ヘリオ」は「太陽」、つまり「太陽の石」を意味します。
特に太陽信仰が盛んだった古代ギリシャなどでは、太陽神の象徴として崇められていました。
サンストーンはムーンストーンやラブラドライトなどと同じ長石グループの天然石です。
赤みがかったオレンジ色や黄色をしていて、石自体が光を放っているような輝きを持つことから、
ムーンストーンに相対する宝石として、この名前が付けられたといわれます。
この石の輝きは、邪気を払い、マイナスのエネルギーをプラスに変えて、持ち主を守ってくれるといわれています。
心にかかった暗い雲を吹き飛ばし、生きる希望と幸福感を与えてくれるのです。
また、人間的な成長や自立心を促すと伝えられており、一人でいるのが不安な人や依存心が強い人、自己否定しがちな人にもお護りとして最適でしょう。
サンストーンは太陽のエネルギーを宿すと言われ、活力とバイタリティーを与え、生きる希望と幸福感を与えてくれます。
うつ状態になりやすい人にとっては、抗うつ剤のような働きをします。
サンストーンは自信と積極性を高めて、眠っているあなたの才能を目覚めさせ、あらゆる道で行動を成功へ導いてくれます。
太陽の光は、喜び、生命の源、復活をも意味しています。
喜びやポジティブなパワーの象徴です。
しし座の守護石でもあります。
サンストーンの基本情報(原産地や石言葉など。)
和 名:日長石(にっちょうせき)
色 彩:無色から淡黄色(内包物の色により赤色、赤橙色を示す)誕生石:ーー
石言葉:隠されたパワー、きらめき、恋のチャンス
原産地:インド、アメリカなど
結晶系:三斜晶系
組 成:(Na[AlSi3O8])90~70+(Ca[Al2Si2O8])10~30
硬 度:6.0~6.5
比 重:2.60
サンストーンと組み合わせると良い石
シトリンとの組み合わせは「リーダーシップを発揮」
サンストーンのヒーリング
・劣等感を取り除く
・自信を育てる
・健全な意思の主張を助ける
・安心感を与える
・心の余裕を生む
・感情の起伏を抑える
サンストーンの浄化・お手入れ
すべての浄化に適しています。
セージ ◎
太陽光 ◎
月光 ◎
浴水 ◎