ブルーダイアモンドの豆知識天然石コラム
産地について
ブルーダイヤモンドはアフリカやブラジルなどで産出されます。ダイヤモンドと言えば、無色透明な美しい宝石のイメージがあります。しかしダイヤモンドはとてもカラーが豊富で、炭素のほかに混ざっている成分の影響を受けて、本当に色とりどりの見た目をしています。
その中でもブルーダイヤモンドは、とても希少で天然のものは高値で取引されています。ブルーダイヤモンドの中には、加工によって青く着色したものも存在します。着色している加工品のダイヤモンドは、比較的安価で流通しており入手しやすい点が特徴です。
ブルーダイヤモンドは、通称呪いの石と呼ばれる「ホープダイヤモンド」があります。これは9世紀のインドで発見された鉱物で、なんと112.5カラットもある巨大なダイヤモンドです。しかし、所有者が不運な死を遂げたという歴史から呪いの石と言われるようになったのです。
現代ではアメリカのスミソニアン自然博物館に展示されています。
名前の由来について
ダイヤモンドの名前は、ギリシャ語の「adamas(アダマス)」が語源と言われています。これは、何者にも征服されない者、何よりも強い者という意味の言葉です。
由来のとおりダイヤモンドは世界最高峰の硬度を誇っており、決して傷つかない強さがあります。和名でも金のように剛健な石である性質から、金剛石(こんごうせき)と呼ばれています。
ブルーダイアモンドの見た目と輝きは?
ブルーダイヤモンドは深い青色をしています。ダイヤモンドは透明度が高いほどレアリティも高くなります。本来ダイヤモンドは黄色がかった無色に近い色合いが定番ですが、ブルーダイヤモンドは黒がかった青色が特徴です。
ちなみに着色されているブルーダイヤモンドは、別名トリートメントダイヤと呼ばれています。通常のダイヤモンドを加工するため安価で入手しやすく、手ごろな価格からファッションリングや結婚指輪などに幅広く使われています。
特に処理方法の中でも定番になっているものが、無色のカラーレスダイヤモンドに放射線を照射して変色させるコバルト照射です。
天然石のブルーダイヤモンドは現代ではとても希少で、深みのある青色は滅多に出ない高値の鉱物です。特に宝石質のものはめずらしいです。
どんな効果が期待できる石なの?
ブルーダイヤモンドは青色が美しい鉱物として、常に冷静に過ごせるサポートをしてくれます。また、ダイヤモンドのヒーリングである、目標に向けてしっかりと歩み続ける精神力や、不屈の意志を与えてくれると言われています。
持っている知恵を役立ててトラブルにも冷静に対処できるため、グループをまとめるリーダー的な役割に挑戦するときのお守りにもおすすめです。
こんなアイテムに加工されています
ブルーダイヤモンドはパワーストーンブレスレットに加工されています。また、ジュエリーとしても加工されているものが多く、形もさまざまです。
パワーストーンブレスレットらしくラウンド型にカットしたものもあれば、ダイヤモンドの輝きを引き立たせるラウンドブリリアントカットのアクセサリーも人気があります。
ブルーダイアモンドの基本情報(原産地や石言葉など。)
和 名:金剛石
色 彩:青色
石言葉:不屈の意志
原産地:アフリカ・ブラジル
組 成:C
硬 度:10
比 重:3.52
ブルーダイアモンドと組み合わせると良い石
ブルーカルサイトは「心を癒す」
ダイヤモンドは「トラブルに立ち向かう勇気を与える」
翡翠は「持ち主に成功をもたらす」
ターコイズは「持ち主に繁栄をもたらす」
オパールは「奇跡を起こす」
本水晶は「周囲のネガティブなエネルギーを払いのける」
アイオライトは「人生で進むべき道を示す」
ブルーダイアモンドのヒーリング
・諦めない精神力を養う
・知性を高める
・集中力を高めて物事に取り組める
・トラブルに冷静に対処する
・持っている知恵を役立てられる
・心を清らかにする
・気持ちをスムーズに切り替える
・一流の結果を出せる
ブルーダイアモンドの浄化・お手入れ
ブルーダイヤモンドは硬度が高く、頑丈ですが取り扱い方によっては変色してしまうリスクがあります。
基本的に長時間日光にあてるなどの浄化方法はあまりおすすめできません。また、流水にさらす浄化方法も、あまり適していないため別の方法を選びましょう。
空間ごと清めるホワイトセージを焚く方法や、水晶クラスターを使った浄化が特におすすめです。
クラスター 〇
セージ 〇
太陽光 ×
月光 〇
浴水 ×
ブルーダイアモンドのまとめ
ブルーダイヤモンドは天然のものはめったに流通せず、存在したとしても高値で取引されています。安価で入手できる着色加工をしたブルーダイヤモンドも人気で、色味は変わっているもののダイヤモンドとしての品質が低いわけではありません。
パワーストーンとして持ち主の意志を強めて、目標達成を後押ししてくれます。ぜひブルーダイヤモンドをコレクションに取り入れてみてはいかがでしょうか。