ブラックタイガーアイとは？産地・硬度と天然石の特徴

バイヤー山本

ブラックタイガーアイという天然石をご存知ですか？数あるタイガーアイの中でも、ほぼ真っ黒の見た目をした天然石です。しかし、光に当たると名前のとおり虎の目が光っているかのような、筋状の光沢があります。そんなブラックタイガーアイの産地や特徴についてくわしく解説しますので、ぜひ最後までお読みください。

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ブラックタイガーアイの豆知識天然石コラム

産地について

ブラックタイガーアイの主な産地は、南アフリカやナミビアです。タイガーアイは産出地が比較的広範囲で、さまざまな国で見つかっています。その中でも真っ黒のブラックタイガーアイは産出量が少なく、主に南アフリカやナミビアといった、古い地層が残っている一部で見つかっています。

実際に現在世間で流通しているブラックタイガーアイは、天然による黒色ではなく通常のタイガーアイを加工したものがほとんどです。熱処理によって黒色にしたものや、脱色によって改めて黒に染めているものがあります。

加工技術が進化しているため、現在では鑑定しても天然による黒色なのか、加工によるものか、簡単に判断ができなくなるほど、違いがわからないと言われています。

名前の由来について

ブラックタイガーアイはタイガーアイの中でも、真っ黒に近い見た目をした天然石の呼び名です。タイガーアイはそのまま「虎の目」のことで、虎の瞳のように細い線状の光が生まれます。この光はタイガーアイが持つ特徴で、「シャトヤンシー (光線状)」 と呼びます。

この虎の目を連想させる独特な光を持っている特性から、古くよりお守りや儀式のときの石として使われてきました。和名でも「虎目石（とらめいし】」の名前で流通しています。

ブラックタイガーアイの見た目と輝きは？

ブラックタイガーアイは、まるでオニキスのような光沢感がある黒色をしています。通常のタイガーアイはイエローやブラウンといったカラーをしていますが、ブラックタイガーアイは一見真っ黒な天然石です。しかし、光が当たると金色に近い輝きが生まれ、ブラックタイガーアイならではの美しさを楽しめます。

基本的に透明感はなく、石によって光り方もさまざまです。

どんな効果が期待できる石なの？

ブラックタイガーアイは、まるで虎の目のような見た目をしていることから、「全ての物事を見通す目」を持っていると言われています。物事の本質に気づき、人生の選択が必要な場面において、どちらが自分にとって適切なのか選ぶサポートをしてくれるのです。

そのため、仕事やプライベートでも成功を掴み、今よりもさらなる発展を見込めるお守りとして支持されています。またブラックの見た目から、男性でも身に着けやすいパワーストーンブレスレットとも言われています。

そのほかにも金運を高めるお守りや、周囲の人々を災いから守る石としても昔から人気があります。

こんなアイテムに加工されています

ブラックタイガーアイは主にパワーストーンブレスレットとして加工されています。天然のブラックタイガーアイはめったに見つからないレアストーンで、基本的には金色やブラウン系のタイガーアイを染色したものをブラックタイガーアイとして流通しています。

加工品ではあるものの、天然ものと変わらないレベルの品質と、ブラックタイガーアイならではのしっとりした美しい光沢、金色の独特の輝きは、高級感にあふれています。仕事運や金運のお守りとしてタイガーアイは古くから人気があります。

ブラックタイガーアイの基本情報（原産地や石言葉など。）

ブラックタイガーアイと組み合わせると良い石

ブラックタイガーアイのヒーリング

ブラックタイガーアイの浄化・お手入れ

ブラックタイガーアイのまとめ

ブラックタイガーアイは仕事運、金運を司る天然石です。通常のタイガーアイと比較して真っ黒に近い見た目をしており、その中でも光を当てると金色の筋状の光が出るタイガーアイの特性も持っています。

天然のブラックタイガーアイはほとんど見つかっていませんが、加工品でもそのクオリティは高く、もちろんパワーストーンとしてのヒーリングもきちんと感じられることでしょう。ぜひ気になるブラックタイガーアイがあれば、入手してみてはいかがでしょうか。